車の「ブレーキホールド」はアリ・ナシ? 普及しつつある理由とは
近年増加している新車の装備として「ブレーキホールド」機能というものがあります。長距離運転時のストレスを軽減させる装備ですが、ユーザーからの評価はどのようなものなのでしょうか。
運転しやすい? むしろ運転しにくい? クルマの「ブレーキホールド」とは
近年、「ブレーキホールド」機能を持つクルマが増加しています。運転時のストレスを軽減させるアイテムとして支持する声も多いものの、機能に慣れていない人が乗った場合、戸惑ってしまう事例もあるようです。
いったい、ブレーキホールドとはどのような機能で、ユーザーからはどんな評価を受けているのでしょうか。
ブレーキホールドとは、ブレーキ操作によって停車した際に、ブレーキペダルを踏み続けなくても停車状態を保持する機能です。「オートブレーキホールド」などと呼ぶこともあります。
使い方はメーカーによって異なりますが、一般的にはシフトレバー付近にあるボタンを押すことでオン・オフの切り替えができ、クルマが停止した後にさらにブレーキペダルを踏むことで機能する仕様が多いようです。
ブレーキホールド装着車の場合は、信号待ちや渋滞時など、ブレーキを踏み続ける場合に比べて足腰の疲労が軽減されます。また、停車中の身動きが取りやすくなることもメリットです。
その一方、ブレーキホールドがオンの場合は、クリープ現象を有効的に使いづらくなるという声もあります。
クリープ現象とは、ブレーキから足を離すとクルマがゆっくりと動く現象のことで、速度を出す必要がない駐車場での移動や渋滞時に使われることが多いです。
しかし、ブレーキホールドがオンの状態ではブレーキから足を離してもクルマが動き出さないため、クリープ現象が使いづらくなります。
ユーザーからの評判はどのようになっているのでしょうか。自動車販売店のスタッフはユーザーの評判について、次のように話します。
「ブレーキホールド機能を始めとした、ブレーキ機能をサポートする車種は増えてきています。ドライバーのストレス軽減で事故を未然に防ぐ観点からも良い機能ですし、年代などを問わず人気の機能です。
私の身近にいる高齢のドライバーがブレーキサポート機能で事故を未然に防いだこともあるので、多くの人におすすめしたい機能です」
その一方、ブレーキホールド機能に慣れていないドライバーからは、慣れるまでやや大変という声も聞かれます。首都圏に住む20代のドライバーは次のように話します。
「ブレーキホールド機能をオンにすると、作動していることを覚えているうちは良いのですが、ふいに忘れてしまったときに、ブレーキを離しても『あれ、クリープ(現象)が効かない』と違和感を覚えるときがあります。
駐車場などで運転がギクシャクして、ヒヤッとしたこともありました。覚えておいて、かつオフにすれば良いのですが、必要なときとそうで無いときでオン/オフを切り替えるのも面倒です」
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なお、ブレーキホールド機能は基本的にエンジン始動時はオフの状態であるため、使用するためには毎回オンにする必要があります。
日常的にブレーキホールド機能を使用している人が、うっかりオンにするのを忘れてしまった場合は思わぬ事故につながる可能性もあるため注意が必要です。
千葉の田舎で軽トラのばあさんが交差点でとまった わずかに後方に坂なのにブレーキ踏まずに下がってきた クラクションを鳴らしても、車内でババア同士で話してるせいできがつかない
そんな田舎者から身を守るために全車標準にしてほしい。
しかし、石川達紘のような老害はDレンジにしたまま車外に出ちゃったりするからね。基本的なこともできない老害や運転の超下手な奴は何するか想像もつかないな。