今見てもほれぼれするデザイン! 色褪せない魅力がある車5選
美しすぎるクーペモデル2車種とは!?
●プジョー「406クーペ」
プジョー「406」というと映画「TAXi」に登場したセダンが知られていますが、美しさに定評があるクーペも存在しました。
1997年に発売された「406クーペ」は、セダンをベースとしていますが外観は完全に別モノで、特徴的なフロントマスクはセダンと共通のイメージを残しつつも、よりシャープでスピード感ある印象となっています。
デザインはフェラーリなど多くのスポーツカーやスーパーカーを手がけていたカロッツェリア・ピニンファリーナが担当し、製造も同社でおこなわれました。
また、全体のフォルムではフロントからルーフ、リアまで流れるようなラインが406クーペの美を醸し出しています。
なお、日本でも1998年から2005年まで正規輸入されていましたので、いまも中古車市場で流通しています。
●ポルシェ「928」
ポルシェを代表するモデルといえば「911」ですが、長い歴史のなかで消滅の危機がありました。そして、911の後継車として最有力だったのが1978年にデビューした「928」です。
928は水冷V型8気筒エンジンをフロントに搭載し、リアにトランスミッションを配置するトランスアクスルを採用したFRです。
ボディは当時の911よりも遥かに大きく、曲面を多用した美しいデザインの3ドアハッチバックで、ピュアスポーツカーというよりもグランツーリスモ(GT)にカテゴライズされていました。
特徴的だったのがフロントフェイスで、ポップアップ式のヘッドライトによって非点灯時はフラットなノーズとなり、点灯時は911をイメージさせるノーズになります。
流麗なフォルムは生産終了まで大きく変わりませんでしたが、バンパーやテールランプ、ドアミラーなどパーツ単位でのデザインのアップデートがおこなわれており、最後まで美しい印象を保っていました。
車格的には911の上に位置するポルシェのフラッグシップでしたが、当初の目的だった911の後継車としてはユーザーに受け入れられず、1995年に17年もの長い歴史に幕を閉じます。
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クルマのデザインは販売台数を左右する重要な要素のひとつですから、各メーカーのデザイナーは重責を担っているといえるでしょう。
新型車のデザインはいくつかの案から選ばれ、実際のクルマと同じ1/1スケールの模型をつくっては手直しを繰り返し、最終決定されます。
そうしたプロセスを踏んで誕生した新型車でも、すべてがユーザーに受け入れられるわけではありません。なかには失敗作という烙印が押されてしまうこともあるので、後世に残るようなデザインは夢のような存在かもしれません。
ひどい記事。ライター気取りが、編集からピックアップされた車種をただ挙げているだけ。「陳腐化していない優れたデザインのクルマとは」と提起するならそれに応える見解を、自分の言葉でも調べてきた誰かの主張でもいいから書けばいいのに中身無し。そしてなによりピックアップされた車種! それこそこの駄目記事が言っている、時間が経って陳腐化してるデザインのクルマばっかり挙げている感。このセレクトは「陳腐化していない優れたデザイン」ではなく「時を経て再評価されているデザイン」では。
インパネやメーターや内装等に的を絞った優れたデザインの特集も組んでほしい。インパネならプログレ、ユーノスコスモ、初代エスティマなど、メーターなら2代目レパード、アルテッツァ、プログレなど、内装なら最終型キューブ、ユーノスコスモ、アルファードリムジン等。