アメリカ版ホンダ「CR-V」がカッコイイ! 日本と異なる魅力とは?

ホンダのベストセラークロスオーバーSUVとして北米で人気の「CR-V」にハイブリッド仕様が追加され、現地で2020年3月1日より発売されます。日本仕様とは少し違うようですが、どこが違うのでしょうか。

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北米ではホンダ初の電動SUVとして「CR-Vハイブリッド」登場!

 米国ホンダは、新型「CR-Vハイブリッド(2020年モデル)」を2020年3月1日から発売すると発表しました。

 CR-Vのハイブリッド仕様は、日本では2018年11月から発売されていますが、北米ではホンダ初の電動SUVとして投入されることになります。

ホンダ新型「CR-Vハイブリッド」(北米仕様)
ホンダ新型「CR-Vハイブリッド」(北米仕様)

 北米仕様の新型CR-V ハイブリッドのデザインは日本仕様とは異なり、メッキ調の水平グリルがブラックに変更されるとともに、フロントバンパー下部には大胆なデザインのメッキ調ラインが追加されています。

 また、専用5ランプLEDフォグランプが装着されるのも、ハイブリッド仕様の特徴のひとつです。

 内装は、すでに発売されているガソリン仕様と同様に、2列目シートは6:4分割で折りたたむことができ、フルフラットの荷室を実現。

 ハイブリッド仕様の装備として、シフトレバーがプッシュボタンギアセレクターになるとともに、その右側に「スポーツ/EV/ECONモード」を選択できるボタンを設置。パワーや燃費効率を最大限発揮できます。

 なお、日本仕様では、モードの切り替えボタンはプッシュボタンギアセレクターの左側に配置されています。これは、右ハンドルと左ハンドルの違いによるものだと思われます。

 さらに、メーターの表示もハイブリッド専用のものが装備されます。

 2リッターエンジンと2モーターハイブリッドシステムを組み合わせたCR-V ハイブリッドのパワートレインは、「アコードハイブリッド」に搭載されるものと似ていますが、バッテリーの動作範囲がさらに進化し、EVモードでの走行時間が延長しました。

 また、リアルタイムAWDにより、電子制御で前後輪の駆動力配分を緻密かつ素早くおこない、雪道での発進やコーナリング、登坂道などで優れた走破性を実現します。

 CR-V ハイブリッドには、運転支援システム「ホンダセンシング」を搭載。ホンダセンシングには、前方車接近警報(FCW)や歩行者検知機能を備えた衝突軽減ブレーキ(CMBS)、車線逸脱警告(LDW)を備えた路外逸脱抑制機能(RDM)、低速追従付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)レーンキープアシスト(LKAS)が装備されました。

 さらに、追加のドライバー支援技術として、走行中に死角になりやすい斜め後方車両を検知するブラインドスポットインフォメーションや、リアクロストラフィックモニター、オートハイビームヘッドライトが含まれます。

 新型CR-V ハイブリッドの北米での価格は、2万7750ドルから3万5950ドル、日本円で303万2936円から392万9155円です。(1ドル=109.30円/2020年2月28日時点)

 日本で販売されているCR-V ハイブリッドの価格(消費税込)は385万4400円から444万1800円となり、日米でグレード体系などが異なるため一概にはいえませんが、北米での価格のほうが安いようです。

※ ※ ※

 CR-Vは北米でもっとも人気があるクロスオーバーSUVで、累計販売台数は500万台を超え、20年以上の長きに渡ってベストセラーを記録してきました。

 今回、ハイブリッド仕様の追加とともに、外観のデザインが変更されましたが、日本で販売されるCR-Vについても、今後は北米のデザインが採用されることになるかもしれません。

 また日本では、2モーターハイブリッドシステムを搭載する仕様が、「e:HEV(イーエイチイーブイ)」に統一されることになり、すでに「ステップワゴン」「フィット」に採用されています。

 CR-Vについては、現時点ではCR-Vハイブリッドとされていますが、今後は「CR-V e:HEV」となることが予想されます。

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Writer: くるまのニュース編集部

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