トヨタ新型SUV「ヤリスクロス」発表!? C-HRよりも小さなSUVをお披露目へ
トヨタは、2020年3月に開催される「ジュネーブモーターショー2020」で新型コンパクトSUVを世界初公開すると発表。新型「ヤリス」の派生SUVモデルと予想されますが、どのようなクルマなのでしょうか。
新型コンパクトSUVをジュネーブで発表へ
トヨタのヨーロッパ法人は、2020年3月に開催される「ジュネーブモーターショー2020」で新型コンパクトSUVを世界初公開すると発表しました。
トヨタは、同年1月14日に同社新型「ヤリス」に採用されたGA-Bプラットフォームを用いて、新型コンパクトSUVを欧州市場に導入する計画を発表しており、今回のジュネーブモーターショー2020でお披露目されることになります。
新型コンパクトSUVは、新開発のGA-Bプラットフォームの柔軟性のおかげで、異なる幅、長さ、ホイールベースまたは高さの車両を開発することができるといい、新たに発表される新型コンパクトSUVは、高い地上高と全輪駆動システムおよびトヨタの最新のハイブリッド技術を組み合わせたモデルです。
現在の欧州市場で販売されているトヨタブランドのSUVは、「C-HR」、「RAV4」、「ハイランダー」、「ランドクルーザー」、「ハイラックス」がラインナップされています。
今回の新型コンパクトSUVは、C-HRよりもコンパクトなサイズと予想され、トヨタのSUVラインナップにおいて、欧州市場でのエントリーモデルとなるようです。
また、日本や欧州の自動車メーカーには、今回の新型コンパクトSUVと競合するBセグメントサイズのSUVモデルが多く登場していることから、同セグメントを補うモデルとして投入するとみられます。
トヨタ・モーター・ヨーロッパのエグゼクティブ・バイス・プレジデントのマット・ハリソン氏は次のようにコメントしています。
「このモデルはヨーロッパでのヤリスの成功に追加され、これらの車両が2025年までにヨーロッパでのトヨタ販売台数の約30%を占めると予想されます。
また、新型コンパクトSUVの最終的なデザインを見るのに長く待つ必要はありません。これは、ボディクラッディング(樹脂製パーツ)とレイズドサスペンションを備えたヤリスだけでなく、コンパクトでダイナミックなデザインと独自の個性を備えたまったく新しい特徴的なBセグメントSUVモデルであることがわかります」
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今回のジュネーブモーターショー2020では、新型RAV4 PHV(北米ではRAV4プライム)のヨーロッパ初公開や、将来の水素社会へのトヨタのコミットメントを強調する専用エリアがお披露目されます。
また、ガズーレーシングエリアには、「GRスープラ」や「GRヤリス」、「WRCヤリス(2020モデル)」、フェルナンドアロンソ氏の「ダカールハイラックス(2020モデル)」なども展示される予定です。
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