新車購入後スグ「カスタム」? 人気RAV4がカスタム業界に起こす異変とは
あなたはアゲ派? サゲ派?
新車購入後すぐに、アフターパーツでカスタマイズする例が増えているというRAV4ですが、どのようなスタイルが流行っているのでしょうか。
従来のカスタム業界では、車高を下げるスタイルが主流でした。とくにかつて流行ったVIPカーやミニバンカスタムなどは、車高を限界まで下げる「シャコタン」が大きなトレンドとなり、現在でもさまざまなモデル専用の車高調キットが販売されています。
対して、SUVカスタム業界では本格的な悪路走破性能を意識して、大きなオーバーフェンダーや前後のバンパー、そして車高を上げる「リフトアップ」というカスタムが主流でした。
しかし、最近のSUVは街中(オンロード性能)を重視したモデルが定番化していることもあり、シャコタン・リフトアップともに、それぞれのアフターパーツが販売されています。
前出の関西のパーツメーカースタッフは、次のように話します。
「かつてのRVブームからしばらくは、車高を上げるリフトアップが流行った時期もありました。しかし、リフトアップは改造申請などの手間や、日常生活で乗り降りがしづらいなどもあり、ここ20年くらいは全体的にSUVでも車高を下げるユーザーの方が多い印象です。
しかし、スズキ「ジムニー」やRAV4の登場以降、オフロード感を求めるユーザーが少しずつ増えており、その流れでリフトアップも再注目されています。
弊社ではRAV4のオフロード感を増すパーツやリフトアップパーツを販売していますが、お客さまからの評判も上々です」
対して、車高を下げるスタイルのアフターパーツを展開するメーカーのスタッフは、次のように話します。
「RAV4は、オフロード/オンロードのどちらのスタイルにもカスタマイズ出来る珍しいクルマです。基本的に、カスタムはベース車のイメージをより個性的に演出するため、どちらかに偏ったアフターパーツが多くなる傾向です。
しかし、RAV4では、アドベンチャーグレードにオフロード感を増した車高上げ仕様や、ハイブリッド車の持つ都会的なイメージをスタイリッシュに反映させたモデルなど多様性を持っているので、ユーザーのニーズによって無限大の可能性を持っています」
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従来のカスタム業界に旋風を巻き起こしているRAV4。現在RAV4は、約3年ぶりに国内市場へ復活し、新車市場で大きな話題を呼びました。
そして、現在カスタム業界でも多いに注目される1台です。今後、中古車市場にRAV4が出回っていくことで、RAV4のさらなるカスタマイズが具現化されるのかもしれません。
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