軽自動車と小型車何が違う? 規格・維持費など異なる部分とは

軽自動車とコンパクトカー。 似て非なる存在の異なる部分とは、どこなのでしょうか。

買うなら軽自動車とコンパクトカーどっち?

 最近の新車市場では、約4割を軽自動車が占めています。クルマに馴染みのない生活を送っていれば、「軽自動車とは何か」について詳しくないユーザーも多いようです。では、軽自動車と普通車(5ナンバー車)の違いとはなんなのでしょうか。

いまや軽自動車の代名詞ともいえるホンダ「N-BOX」
いまや軽自動車の代名詞ともいえるホンダ「N-BOX」

 現在、国内でもっとも売れているのは軽自動車です。2019年の年間販売台数では、1位がホンダ「N-BOX」で25万3500台、2位から4位も軽自動車が占め、5位でやっと普通車のトヨタ「プリウス」となります。

 軽自動車と普通車の外観上の違いとしては、ナンバープレートが軽自動車が黄色、普通車は白色というイメージが一般的です。

 では、実際にどのような違いがあるのでしょうか。軽自動車には、ボディサイズや排気量の上限が設けられ、税金や保険料などの維持費にも影響を与えます。

 軽自動車の規格は、「排気量660cc以下、全長3400mm以下、全幅1480mm以下、全高2000mm以下」となり、軽自動車と近しい存在のコンパクトカーが分類される5ナンバー車は、「排気量2000cc以下、全長4700mm以下、全幅1700mm以下、全高2000mm以下」です。

 エンジン性能面では、軽自動車の660ccに対して5ナンバーの普通車は2リッターまでが搭載可能となるほか、軽自動車には自動車メーカーの自主規制として最高出力を64馬力としています。

 自動車メーカーは、決められた範囲内で、燃料タンクを床下に設置したり室内高を低くして車内空間を確保したり、各所にプラスチック素材を使用してボディ幅を薄くするなど、快適性を高める工夫を施しています。

 しかし、エンジンは660cc以下でなければいけないため、加速性能や最高速度に関してはそこまで期待はできません。また、基本的に標準モデルでは、660ccまであるクルマは少ないです。

 そのため、長距離走行時の走りや乗車定員での移動などで、軽自動車では辛い場面も出てきます。対して、コンパクトカーは、軽自動車と比べればパワーやトルクもあるので、移動における快適性は上です。

 また、ボディサイズの違いは、高速走行時の安定性や室内空間の居住性、積載性において差が出てきますが、狭い道や駐車場などでの取り回しの良さは軽自動車に軍配が上ります。

 安全・快適面では、車種によって異なりますが、ひと昔前と比べて軽自動車の安全装備は格段に向上していることもあり、発売された時期によっては軽自動車の方が安全性や快適性が上のものもあるようです。

 なお、最近の軽自動車は運転支援機能や安全装備に関しては、普通車と同等の装置が設置されることが多いです。

 軽自動車のなかでも、日産と三菱の共同開発車「デイズ/ekワゴン/ekクロス」には、軽自動車初となる「プロパイロット(三菱はマイパイロット)」を採用しました。

 これは、高速道路でのドライバーの負担を軽減するもので、高速道路の単調な渋滞走行と長時間の巡航走行で、アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作をクルマがアシストします。

 さらに、デイズには同じく軽自動車初となる「SOSコール(ヘルプネット)」も採用。高性能の位置情報、センサー情報とともに専門のオペレーターにつながる機能で、急病時や危険を感じた際には、SOSコールスイッチを押すことで、万が一の事故発生時には、エアバッグ展開と連動して自動通報されます。

 このように以前までは、普通車に標準装備またはオプション設定されていた機能や装備が、軽自動車でも定番化したものになっているのです。

 軽自動車に対するユーザーの反応について、ホンダの販売店スタッフは以下のように話します。

「お客さまからとくに好評なのは、使い勝手です。まず、『広さ』では、N-BOXなどのスーパーハイトワゴンと呼ばれるジャンルは、横の広さだけでなく縦の広さがウリです。物件を探すのと同様に、天井が高いと圧迫感が減って快適になり、女性からの評価が高いです。

 また、安全装備についても高い評価を頂いています。なかでもN-BOXは、ホンダの軽で初めてHonda SENSINGを標準装備したクルマですから、登場当初から現在まで、『予想以上』という声を多く頂きます」

 やはり、居住性と安全装備については高い人気があるようです。しかし、不安要素であるパワーについてはどうでしょうか。前述とは別のホンダ販売店スタッフは以下のように話します。

「いまの軽自動車は、使いやすさや安全性、燃費など、ご夫婦であれば奥様が気にするポイントは非常に高いレベルです。しかし、パワーの欲しい旦那様は不満が残る多いようで、ほかのクルマで説得するという場面をよく見かけます」

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コメント

2件のコメント

  1. 一番最後の文章→
    規格が変わらなければかえってパワーの無いエンジン、狭い車内というデメリットしかない、カテゴリになりかない
    →ハイトワゴンのkカーは、コンパクトカーより車内が広いのがメリットですが、、、?

  2. 先週ディラー行って軽ワゴン車乗って見ましたが、社内広く、ゆったり!全く今までの軽自動車の感覚有りません。
    軽自動車売れる分けですね🎵
    しかし1500CC車はもっと魅力的。