ホンダ「フリード」の超豪華仕様はSUV!? フル装備仕様の価格はいくら?
ホンダの小型ミニバン「フリード」は、運転初心者でも扱いやすいボディサイズと広い室内で人気のモデルですが、オプションをフル装備すると金額はいくらになるのでしょうか。最上級グレードにメーカーオプションをフル装備して検証します。
ホンダ「フリード」の超豪華仕様の価格はいくら?
ホンダ「フリード」は、全長4.3mを切る扱いやすいボディサイズと広い室内空間を両立させた小型ミニバンです。購入する客層もファミリー層を中心に幅広く、さまざまなユーザーから支持を受けています。
そんなフリードですが、基本的にはどのグレードでも必要不可欠な装備は備わっているものの、安全装備や快適装備などのオプションを装着すると車両価格は上がっていってしまいます。
フリードの最上級仕様にオプションをフル装備すると、総額はいくらになるのでしょうか。
フリードには、3列シートを備える6人乗り/7人乗りの標準仕様と、2列シートを備える5人乗りの「フリード+(プラス)」の2仕様が存在します。
それぞれの価格帯(消費税込、以下同様)は、標準仕様が199万7600円から301万8400円、フリード+が218万2400円から304万400円です。
今回は全グレードのなかで最高額となるフリード+の「フリード+ HYBRID CROSSTAR・Honda SENSING 4WD仕様(以下、フリード+ハイブリッドクロスター)」に、装着できるメーカーオプションをすべて装備した仕様で、最高額仕様の価格を検証します。
なお、「クロスター」は2019年10月におこなわれたフリードのマイナーチェンジで新たに追加されたSUV風の外観を持つ仕様です。
マイナーチェンジ後の1か月の販売台数(予約受注含む)のうちクロスターは約3割を占めるなど、ユーザーからも好評となっています。
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フリード+ハイブリッドクロスターに装着できるメーカーオプションのうち、衝突安全性能の観点から装着したい装備が「i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム」です。
側面からの衝突を感知すると乗員の側面方向にエアバッグが展開され、安全性が高まります(オプション価格:4万4000円)。
なお「運転席用i-SRSエアバッグシステム&助手席用i-SRSエアバッグシステム」は全タイプ標準装着です。
ちなみに、予防安全性能を高める運転支援システム「ホンダセンシング」も全タイプ標準装着となっており、安全性の高さはフリードの特徴のひとつといえます。
前方車両との衝突を未然に防ぐ衝突被害軽減ブレーキは、ミリ波レーダーと単眼カメラで検知するタイプを採用。ほかにも誤発進抑制機能や歩行者事故軽減ステアリングなど、全部で9つの先進安全機能が装備されています。
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フリード+ハイブリッドクロスターに装着できるメーカーオプションは、前出の装備も含めて3つです。そして、ディーラーオプションとして定番のフロアマットを装着すると、装着するオプション装備は次のようになります。
●メーカーオプション(総額:29万1500円)
・有償色:プレミアムクリスタルオレンジ・メタリックII(5万5000円)
・Hondaインターナビ+リンクアップフリー+ETC車載器(19万2500円)
・i-サイドエアバッグシステム+サイドカーテンエアバッグシステム(4万4000円)
●ディーラーオプション(総額:2万6400円、工賃別)
・フロアカーペットマット スタンダードタイプ ハイブリッド車・4WD車用(2万6400円)
上記装備を装着した車両価格は335万8300円となりました。
フル装備した仕様は、同社のミニバンラインナップで車格が上の「ステップワゴン」や「オデッセイ」の価格帯も見えてくる金額となりましたが、メーカーオプションのナビとETC車載器のセットが比較的高価なことから、予算に応じてディーラーオプションのナビやETC車載器を検討してもよいでしょう。
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