車の花粉対策はどうする? ボディや車内に有効な対策方法とは
事前の対策も重要!
花粉が付いた際の洗車方法は分かりましたが、対策方法にはどのようなものがあるのでしょうか。前出の広報担当者は、次のように話します。
――車内の花粉対策でおすすめの方法を教えて下さい。
一番効果的なのは、花粉対策用の機能があるエアコンフィルターを使うことです。外の空気を循環しながら、粒子をキャッチしてくれます。
交換頻度は半年から1年に1回程度なので、花粉シーズンの前に交換してください。新しいフィルターで、より効果を発揮できます。
また、フィルターはグローボックスの裏にあることが多いので、5分ほどあれば交換できます。オートバックスでも取り替えに対応していますが、クルマのDIYも兼ねてご自身でおこなえば、マイカーをもっと身近に感じられるので楽しいです。
次に、クルマ用の空気清浄機もおすすめです。家庭で使っているものと同じように、車内に舞う粒子をキャッチしてくれます。
クルマの電源を使うタイプや、USB形式で自宅やオフィスに持ち運べる商品もあります。たとえば、コンパクトカーや5人乗りのセダンといったサイズのクルマであれば、ドリンクホルダーに付けられる小型タイプでも十分に効果を発揮します。
ミニバンなどの乗車人数の多いものは、シート下や後部座席に据え置きする高機能タイプもおすすめです。
また、ダッシュボード付近に花粉の汚れがある場合は、モップなどで拭き取ってあげましょう。花粉のアレルギー症状に悩まされている人は、花粉対策用のエアコンフィルターと空気清浄機を合わせて導入すると安心です。
――クルマの花粉対策におすすめの商品はありますか。
コーティング剤は、ボディに塗ることで水垢ができづらく、繰り返し使うと被膜も厚くなるためボディの花粉対策にも使えます。
弊社では、オートバックスオリジナルの「No. 8 ハイブリッドガラスコーティング」という商品も展開しており、これはスプレーをして拭くだけのガラスコーティング剤も扱っています。
また、エアコンフィルターの場合、手頃な価格で購入できるものを選ぶなら「デンソー エアコンフィルター」です。もっと高機能を求めるなら、少し値段の張る「ボッシュ エアコンフィルター」もおすすめです。
空気清浄機は、コンパクトなものであれば「パナソニック 車載ナノイー発生機」がおすすめです。空中に舞う菌を抑制して、潤い効果も与えてくれるので、美肌効果もあります。
高機能なものを選ぶ時は、「フィリップス GoPure Compact 50」がおすすめです。シート下に取り付けるタイプになり、3層フィルターを使って花粉をしっかりキャッチします。花粉のほかに、バクテリアや車内のニオイ対策にも効果的です。
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これらの対策方法は、花粉のみならず黄砂やPM2.5、ウイルスなどにも効果を発揮します。そのため、常にボディや車内を清潔に保つことが最善の対策方法といえそうです。
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