ホンダ新型「フィット」は柴犬っぽい!? 好みで選べる7つのスタイルに注目!

柴犬のような親しみやすさが新型フィットの特徴

 新型フィットは、歴代フィットの広い室内空間や使い勝手の良さを受け継ぎ、新時代のコンパクトカーのスタンダードを目指しました。

 ユーザーに寄り添う心地よさを表現した新型フィットの外観は、“柴犬”をキーワードにデザインされたといいます。確かにフロントマスクはこれまでのスポーティ路線とは違って愛嬌がある表情となり、親しみを感じさせます。

柴犬顔のホンダ新型「フィット クロスター」
柴犬顔のホンダ新型「フィット クロスター」

 内装はシンプルなデザインで、リビングにいるような居心地の良い空間が広がっています。

 シートの座り心地にもこだわっており、フロントシートは体をしっかりと支え、ロングドライブでも疲れにくい新開発のボディスタビライジングシートを採用しています。

 ドライバーの視点での新型フィットの特徴は、Aピラーが細くなったことが挙げられます。これにより、前方視界を邪魔しない広い視界を確保するとともに、斜め前方の死角を減らす効果もあるといいます。

 また、インテリアパネルは水平・直線基調のデザインにするとともに、車内からはワイパーを見えにくくすることで、運転時の心地よい視界を実現しました。

 乗り心地では、小型化した2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を採用し、日常シーンのほとんどをモーターでなめらかに走行。優れた環境性能とともに、心地よい走りと力強い加速で、快適な乗り心地としました。

 安全面では、「ホンダ センシング」に、前方を広角に検知するフロントワイドビューカメラを新たに採用。車両前後に装着された8つのソナーセンサーとの組み合わせにより、従来から搭載されている機能を拡充するとともに、ホンダとして初めて近距離衝突軽減ブレーキを追加し、全モデルで標準装備としています。

 コネクテッドサービスとして、ホンダ車専用車載通信モジュール「ホンダ コネクト」を日本初搭載します。スマートフォンでのリモート操作や事故などの緊急時に自動的にサポートセンターにつながるなど、迅速で的確な対応が可能となります。

※ ※ ※

 新型フィットの登場と同じ時期に、トヨタのコンパクトカー「ヴィッツ」がフルモデルチェンジして、新型「ヤリス」として発売されることになっています。

 フィットもヤリスも両社を代表する主力モデルということで、コンパクトカー競争が過熱しそうな予感です。

犬っぽい!? ホンダ新型「フィット」の7つのスタイルをチェック(43枚)

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