アッシー君御用達!? バブル時代の懐かしカーアイテム5選
キャラクターグッズが流行し始めたバブル時代
当時は、車内を土足厳禁にして、自分の部屋のような感覚でクルマの内装を仕上げた時期がありました。そんな土足厳禁のクルマは、まさに移動するマイルームだったのです。
●昭和のクルマの芳香剤
現代のクルマでは灰皿すら備わっていませんが、昭和時代には喫煙率も高く、車内には必ず灰皿が装備されていました。問題は、車内でタバコを喫煙した場合、タバコのニオイが車内に残ることでした。そこで、車内のニオイを打ち消してくれる芳香剤が必需品でした。
なかでも当時の人気芳香剤といえば、コメディアンのオール阪神・巨人がCMに出演して話題になったグレイスメイトポピーです。「くるまにポピー♪」のキャッチコピーを覚えている人も多いでしょう。
グレイスメイトポピーは、昭和を代表する芳香剤ですが、現在も当時と同じデザインのボトル、当時のロゴのまま販売される超ロングセラー商品です。
また、たばこの吸殻のニオイを消すための芳香剤として、灰皿に直接入れる芳香ビーズも定番でした。ガソリンスタンドで灰皿にあるタバコの吸い殻を捨ててもらうとき、必ず灰皿に入れてくれたものです。このアイテムも現在でも販売されています。
●ストップランプ
現在では、ハイマウント・ストップランプは当たり前の装備ですが、ハイソカー全盛のバブル時代には、まだレアな存在でした。そうした時代に流行ったのが、ウルトラマン・ストップランプです。
ブレーキに連動して目が光る仕組みになっており、ウルトラマンをテレビで観て育った昭和世代の心をがっちり掴みました。
また、バルタン星人のバージョンもあり、こちらはハサミがウインカーと連動して光るように左右に取り付けるタイプでした。
このふたつのヒットに乗じて、同様の機能を持ったさまざまなバリエーションが生まれます。たとえば冬場には、雪だるまのぼんやり赤光るストップランプの装着率も高いものでした。
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バブル時代は、女性が男性に求めるものとして「3高(高学歴・高収入・高身長)」というものがありました。クルマだけでなく、時計やファッションなど、ステイタスシンボルとなるモノが消費された時代でした。
その一方で、原宿のカルチャーも一世を風靡し、キャラクターグッズやファンシー系グッズが流行った時代でもありました。
自動車電話やウルトラマンのストップランプなどは、こうした時代を象徴するカーアイテムといえるでしょう。
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