車内のコロナ対策は大丈夫!? 車載空気清浄機の種類とは
空気清浄機にはどのような種類がある?
空気清浄機といっても、その種類や用途は多岐に渡りますが、大きく「イオン発生型」と「フィルター型」に分類されます。
イオン発生型は、おもに「臭いやウイルス」に有効なタイプです。装置から放出されたイオンの力によって、車内にしみついた臭いを分解除去してくれるほか、空気中に浮遊しているホコリやウイルスなどを帯電させ、床に落とす効果もあります。
空気清浄機能より脱臭機能にすぐれているため、車内でタバコを吸う人や食事をするといった場合におすすめです。
人気の形状は、500ml缶ほどの「ドリンクホルダータイプ」、スマートフォンほどの「エアコン取り付けタイプ」、「シガーソケットタイプ」の3種類です。
ドリンクホルダータイプは、パワフルなターボ機能やイオン濃度が約3倍、消臭スピードが約2倍になるモデルも販売されています。
エアコン取り付けタイプは、吹出口に設置して送風を利用し、車内全体にイオンを行き渡らせることができます。シガーソケットタイプは、ソケットに差し込むだけの小さな装置なので、車内をごちゃごちゃさせたくない人におすすめです。
次に、フィルター型は、家庭用の空気清浄機と同様にフィルターでホコリなどをキャッチするタイプとなり、「空気の汚れ全般」に有効です。
花粉やPM2.5などの有害物質だけでなく、排気ガスなどの微小な粒子も取り除いてくれます。さらにイオン発生装置が付いたタイプでは、タバコやカビなどの消臭にも効果抜群です。
空気清浄と脱臭が同時にできる万能タイプになりますが、デメリットも存在します。
それは、サイズの問題で、フィルターを内蔵しているため、本体が大きくなりがちです。そのため、アームレストやヘッドレスト背面に装着するか、後席の足元に置くことをおすすめします。
また、フィルター交換などのメンテナンスが必要となるので、定期的な掃除や新品フィルターへの交換時期といった手間があることも考慮しておかなければなりません。
人気商品の価格帯は、イオン発生型が5000円から6000円、フィルター型はイオン装置付で1万円前後です。なお、交換用フィルターは2000円前後なので、本体とあわせて忘れずに購入しましょう。
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