5ナンバーSUVライズ登場で脚光!人気小型SUV5選
国産だけじゃない! 輸入コンパクトSUVにも注目
●シトロエン「C3エアクロスSUV」
2017年10月に本国フランスで発売され、好調なセールスを記録しているシトロエン「C3エアクロスSUV」が、2019年の夏に日本でも発売されました。先に発売された「C5エアクロスSUV」に続くシトロエンの個性派SUV第2弾です。
全長4160mm×全幅1765mm×全高1630mmというコンパクトなボディサイズながら、2605mmと長めのホイールベースが特徴で、高い全高とあわせて快適な居住空間を実現。
ラインナップはベーシックな「フィール」と、装備が充実した「シャイン」の2グレードを展開し、パワートレインはどちらも1.2リッター直列3気筒ターボ(110馬力)に6速ATが組み合わされた2WDのみで、燃費は16.7km/L(JC08モード「フィール」)となっています。
先進安全技術が充実しているのもC3エアクロスSUVの魅力のひとつで、約60km/h以下では歩行者も検知する「アクティブセーフティブレーキ」や、駐車時のハンドル操作を自動化する「パークアシスト」、走行中に車載カメラが道路標識の制限速度を認識してインパネに表示する「スピードリミットインフォメーション&リコメンデーション」などが、全グレードに標準装備されています。
価格はフィールが263万8000円、シャインが279万1000円で、シャインにはFFながら悪路走破性を高めるグリップコントロールや17インチアルミホイールなどがセットになったパッケージオプション(23万4000円)が用意されています。
●アウディ「Q2」
アウディ「Q2」は2017年6月に日本での販売を開始した、同社のSUVラインナップのなかでもっとも小さなモデルです。
ボディサイズは全長4200mm×全幅1795mm×全高1530mmと、SUVとしては低くワイドなプロポーションが特徴のスタイリングは、兄貴分の「Q3」をひと回り小さくした印象。2595mmと長いホイールベースや主張の強い大きなグリルなど、外観はアウディらしいプレミアム感を演出しています。
グレード展開はエンジンと装備の違う、1リッター直列3気筒ターボ(116馬力)を搭載する「30TFSI」と、同エンジンでスポーティな装備が標準となる「30TFSIスポーツ」、1.4リッター直列4気筒ターボ(150馬力)を搭載する「35TFSIシリンダーオンデマンド スポーツ」の3つのラインナップで、全車7速DCTを搭載した2WDです。
燃費も良好で、30TFSI系は19.8km/L(JC08モード)を記録しています。
また、小さいながらもプレミアムSUVらしく先進安全技術も充実しており、車線変更時の危険予測機能や、高速走行中にハンドルを自動修正して走行車線にとどまるようアシストする機能などが全車に標準装備。
価格は312万円から419万円です。
※ ※ ※
SUVに限らず、昨今のクルマはボディサイズが大きくなる傾向にありましたが、5ナンバーサイズのSUVとしてライズ、ロッキーが登場したことで、コンパクトなモデルが見直され始めました。
さらに、ライズ、ロッキーとも車重1トン未満のグレードがあるなど、軽量化が図られたことも話題となっており、コンパクトで軽量なパッケージが高く評価されています。
実際に、使い勝手のよいサイズと軽快な走りによって、ライズ、ロッキーともに初期の受注が好調のようです。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。