日産「GT-R」に幻のオープンモデルが登場!? 「夢の1台」が生まれた理由とは
カスタムカーの祭典「東京オートサロン2020」に、日産「GT-R」の外観を持つオープンモデルが出展されました。本来は存在しないはずのオープンモデルが誕生した背景には、何があるのでしょうか。
GT-Rにもオープンモデルが欲しい! 夢の1台がここに誕生
日本で最大級となるカスタムカーの祭典「東京オートサロン2020」で、日産「GT-R」の出で立ちを持つオープンモデルが出展されました。
しかし、その中身は本物のGT-Rとは異なるようです。はたして、GT-Rの見た目をしたオープンモデルの正体とは、何でしょうか。
日産のフラッグシップスポーツモデルとして知られるGT-Rには、本来オープンモデルはありません。しかし、その実在しないオープンモデル「NATS R35 Road Star」(以下、R35ロードスター)を、東京オートサロン2020へ出展したのが、日本自動車大学校のNATSです。
NATSの学生は今回、日産「フェアレディZ」のオープンモデルをベースに、R35型GT-Rのフロントとリアのデザインを装着。側面のドアもGT-Rのデザインとし、外観のみを見ただけではGT-Rのカスタムカーとしか思えない仕上がりを実現しています。
R35ロードスターを制作した背景について、NATSの学生は次のように話します。
「海外にある『スーパーカーのオープンモデル』を、国産スーパーカーでも再現したいと思い、本来は実在しないR35型GT-Rのオープンモデルを制作しようと考えました。
GT-Rの外装とフェアレディZの骨格や内装を合わせる作業は苦労しました。また、塗装のマスキングも、かなり大変だったポイントです。
ボンネットはカーボンボンネットを採用していることも特徴のひとつです。内装の塗装や、搭載したオーディオにもこだわりました」
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国産スーパーカーのオープンモデルを見てみたいという学生の夢が原動力となり、本来は幻だったR35ロードスターが生まれたといえるでしょう。
いつも、ここの学校のクオリティの高さに驚きます。
それに比べ、トヨタの工場作業員の作ったRAV4リムジンの出来の悪さといったら。どっちがプロか分からないね。