トヨタ「クラウン」のドア音が気になる…凄い男が販売店に現れた漫画 「ドアの男」
トヨタの東京地区の販売会社「トヨタモビリティ東京」が製作した「クラウンのドア音が気になる男性」の漫画。なぜ、男性はドアの音が気になるのでしょうか。
クラウンのドア音が気になる謎の男性の正体とは
2018年6月26日に15代目モデルとして発売されたトヨタの高級セダン「クラウン」。発売後のある日、東京の販売店に訪れた謎の男性は、なぜかクラウンや「プリウス」、「アクア」のドアの開閉を繰り返しています。なぜ、男性はクルマのドア音を気にしているのでしょうか。
今回、クラウンのドア音が気になる謎の男性の様子を描いた漫画は、トヨタの東京地区の販売会社であるトヨタモビリティ東京株式会社が制作しました。
従来であれば、クラウンの魅力をアピールするような内容になるものと予想されますが、なぜ「ドア音が気になる謎の男性」が登場してくる内容になっているのでしょうか。
漫画の制作背景について、トヨタモビリティ東京株式会社の担当者は次のように話します。
「先に漫画を読んでいただくとお気づきになるかもしれませんが、ドアの音にこだわる主人公が出てくる漫画なのに『ドン』とか『バン』というドアが閉まる音を文字で表現してないのです。
だけどなんだかすごく良い音が聴こえてくる気がする絵になっていると思います。実際、ドアの音にこだわるお客さまもいらっしゃいますし、いままでドアの音を気にしていなかった人もクラウンの重厚なドア音に耳を澄ませていただければ幸いです」
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以前から高級車は、重厚感がある音がするといわれ、ドアの開閉音にこだわって開発された例も少なくありません。
トヨタのクラウンは、1955年に初代モデルが登場してから2020年で65年を迎えます。トヨタブランドのラインナップのなかで常に上級モデルに位置づけられてきた歴代クラウン。
1983年に登場した7代目モデルで使われた「いつかはクラウン」というキャッチコピーはいまでも語り継がれるほど、日本を代表するセダンとして君臨し続けています。
現在でも多くのファンが存在するほか、官公庁の公用車や企業の社用車としても採用されるなど、クラウンブランドは「高級車の代表格」としてあり続けるようです。
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