東京の玄関口なぜ無残な姿に? 東名高速の東京料金所が鉄骨むき出し状態の理由とは
東名高速道路東京料金所が鉄骨むき出しの状態となっています。東京の玄関口ともいえる東京料金所に、一体何があったのでしょうか。
東名 東京料金所が鉄骨むき出し!? 一体何があった?
日本経済を支えてきた大動脈である東名高速道路は、2019年に開通してから50年を迎えました。各種のリニューアル工事も順調に進んでいますが、東京料金所は開通から初めての大規模な改装をおこなっています。いまは無機質な白い鉄骨が目立つ状況となり、かつての姿とは変わってしまったのです。これで完成なのでしょうか。
東名高速東京料金所は、名古屋・静岡方面から東京へ向かう際の最後の料金所で、首都東京の玄関口です。
川崎インターを過ぎてからの巨大な遮音壁を抜けたあとに現れる、16もの出口レーンがずらっと並んだ姿は壮観で威厳がありました。
なお、「東京」料金所といいますが、所在地は神奈川県川崎市となり、東京都と神奈川県の境である多摩川まであと4kmという場所に位置しています。
2019年春以降、料金所周辺の工事が始まりました。ゲートが切断され、白い鉄骨がむき出しになっていた時期も長く、筆者(加藤久美子)は通るたびにかなり驚かされました。
工事をしていることはわかりますが、ブース上部の柱が切断され、ついには屋根も取り払われ、料金所のブースもありません。
しかし、「一般」「ETC」などの表示は新しいLED方式になっており、2019年12月に通ったときには工事用の建設機械などもなくなっていましたが、左端には切断された古いレーンが残っていてちぐはぐな印象です。
東名高速を管轄する中日本高速道路株式会社東京支社に問い合わせると、完成予定は2020年4月という回答がありました。
2019年4月1日に、料金所・遮音壁のリニューアル工事開始。工事期間中は「ETCレーン」と「一般レーン」の位置を変更し、同年7月3日には老朽化した料金所屋根の撤去を完了しました。
さらに、12月10日に料金所屋根の建方工事を開始し、12月16日に遮音壁工事を終了。12月27日には2019年に予定されていた工事内容をすべて完了しています。
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