年末、誰にも会わない人へ…「あえて」ひとりでドライブしたいクルマ5選

「年末の買い出しならこれがピッタリ」といえる軽自動車とは?

●ホンダ「N-VAN」

ホンダ「N-VAN」の内装
ホンダ「N-VAN」の内装

 2018年7月に、ホンダは人気の軽自動車「N-BOX」をベースに開発した軽商用車「N-VAN」を発売しました。助手席側の前後ドアにセンターピラーレス構造が採用されるなど、一般的な軽商用車とはひと味違うモデルです。

 これにより、ボディ側面から荷物を積載できるようになるという商用車としてのメリットも備わりました。

 また、「センタータンクレイアウト」に代表されるホンダの低床化技術により、フラットなフロアを実現。1000ccクラスのオートバイを積載することも可能となっています。

 そんなN-VANですが、商用車ということもあり助手席や後席は積載性向上が優先されたつくりとなっていて、シートのクッション性などが犠牲となっています。荷物はたっぷりと載るものの、誰かを連れて長距離を走るのには向いていません。

 商用ユースはもちろん、年末の買い出しにももってこいといえるので、ひとりでのドライブに向いたクルマといえるでしょう。

●ダイハツ「コペン」

 ダイハツ「コペン」は、初代モデルが2002年に発売されます。電動で開閉するメタルトップを装備し(ディタッチャブルトップ仕様も存在)、パワートレインには660cc直列4気筒ターボエンジンが搭載されました。

 初代モデルが2012年まで販売された後、2014年には2代目となる新型コペンが登場します。

 エンジンは直列3気筒ターボとなったものの、デザインがグレードごとに複数設けられているほか、クルマの『着せ替え』が可能となるドレスフォーメーションシステムが採用されるなど、クルマとしての魅力は依然として落ちていません。

 2019年10月には、TOYOTA GAZOO Racingの知見を活かした「コペン GR SPORT」が、4番目のグレードとして追加設定されています。

 ボディ剛性の強化や足まわり、電動パワーステアリングのチューニングなどがおこなわれた特別な1台となっていて、ダイハツのみならずOEM車としてトヨタでも販売されることも特徴です。

 冬の澄んだ空気のなか、屋根を開けて走るドライブは、クルマ好きにとって『最高』以外の何ものでもありません。

※ ※ ※

 複数の人や荷物を載せて移動できるクルマは、とても便利な「道具」といえます。

 しかし、クルマはひとりの時間も楽しく演出してくれる素敵な乗り物です。

 好きなBGMをかけて、ひとりでクルマと向き合いドライブを楽しむ時間は、ほかに代えがたいものとなるでしょう。2019年の年末にひとりでも多くの人が、無事故無違反で、楽しい時間を過ごせますように。

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