クラウンが販売台数トップだった頃がある!? トヨタの大ヒットモデル5選
記録にも記憶にも残るが、消えゆく2台とは!?
●初代「ヴィッツ」
大人4人が快適に過ごせる空間と優れた基本性能を、社会との調和を図るミニマムサイズの2ボックス車で実現した「ヴィッツ」は、従来の「スターレット」に代わるトヨタのエントリーモデルとして1999年にデビューしました。
サスペンションはフロントがストラット、リアがトーションビーム式のコンパクトカー定番のシャシレイアウトで、搭載されたエンジンは最高出力70馬力の1リッターと88馬力の1.3リッター直列4気筒を搭載。
ボディタイプは3ドアハッチバックと5ドアハッチバックで、内装ではセンターメーターを採用し、チープな素材を使いながらも安っぽく見えないよう、巧みにデザインされていました。
その独自のパッケージングと経済性は高く評価され、「ヴィッツ/プラッツ/ファンカーゴ」が第20回日本カー・オブ・ザ・イヤー1999-2000を受賞。
欧州を中心に海外でも高く評価され、コンパクトカーのベンチマークとして、他メーカーにも影響を与える存在となりました。
ビジネスユースからスポーツドライビングまでをカバーするバリエーション展開で、ホンダ「フィット」と争いながら販売台数を伸ばします。
そして、2020年2月発売予定の次期型では、車名を海外名の「ヤリス」に統一されることが決まり、話題となりました。
● 6代目「マークII」
1968年にデビューしてから、日本を代表するパーソナルセダンとしての地位を築いてきた「マークII」は、1977年に登場した「チェイサー」、1980年には「クレスタ」が発売され、「マークII 3兄弟」と呼ばれ多くのユーザーを掴みました。
1988年のモデルチェンジで登場した6代目からは、ガソリンエンジン搭載車は全てDOHC化され、5ナンバーサイズのボディでありながらバブル景気に乗り、さまざまな豪華装備や電子化技術が満載されたクルマとなりました。
駆動方式はFRのみでしたが、ボディタイプは4ドアセダンと、スタイリッシュな4ドアハードトップがラインナップされ、エンジンバリエーションはトップグレードに最高出力210馬力を発揮する2リッター直列6気筒ツインターボ、170馬力の2リッター直列6気筒スーパーチャージャーをはじめ、94馬力の2.4リッター直列4気筒ディーゼルターボなど、多様なニーズに対応。
「ハイソカー」という流行があり、幅広いユーザーからの支持を集め、前出にあるとおりカローラに次ぐ販売実績を誇っていました。
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クラウン、マークII、カローラが大ヒットしていたころ、トヨタ車の強みとして「ステップアップ」と「リピート」がありました。
カローラが初のマイカーだった人にとって「いつかはクラウン」を実現するため、マークIIを経てクラウンへと買い替えていきます。
一方で、クラウン、マークII、カローラのユーザーには、新型が出ると買い換えるという行動も多く見られました。
これはクルマの出来の良さという面もありますが、やはり「販売のトヨタ」といわれたように、営業マンの努力も大きいのではないでしょうか。
車のニュースは車を販売台数でしか語れないのか?
7代目クラウンを取材していただければ解ると思うけど、M型エンジンの末期とも言える7MG型エンジンの8代よりも2バルブの6MG型エンジンの7代のほうがトルクの出方が敏速で速かった記憶があるし
8代のロイヤルサルーンGは3ナンバー専用車体と完成度の悪いエアサスが災いして良い車ではなかったと思う。
エアサスではないロイヤルもフニャフニャで特に7代より優れたところは無かったけどね。
ただ1UZエンジンだけは8代に積まれた物が一番良かったね。
ソアラ、セルシオ、マジェスタの1UZは車種の違い以外に妙に音を封印しただけの勘違いな静かさを演出したり、トルク特性も鈍感で同種のJZ系エンジンの車と差を感じとれなかったな
そこへくるとフレーム車体に1UZを載せたロイヤルは実にV8サウンドが良い意味で車内に入ってきて発進からトルクモリモリで良い車だったな(エアサスは不合格)