なぜ降雪時にワイパーを立てる? 絶対に立てたほうが良いとは言えない理由
雪専用ワイパー? ワイパーが凍ったらどうする?
冬のドライブにおいて必需品といえば、まず思い浮かぶのスタッドレスタイヤですが、スノーワイパーへの交換も大切な冬の準備です。
スノーワイパーは、氷雪を取り除き視界をクリアするため、安全なスノードライブには必需品といえます。
雨用ワイパーのまま降雪地に出かけると、窓に付着した氷雪を取り除かなくなることがあります。気温が比較的高い場合は問題ありませんが、気温が低下して降雪量が多くなると、雪の付着や凍結などによって正常に機能しなくなる可能性があるのです。
では、雨用ワイパーとスノーワイパーはどのような部分が異なるのでしょうか。ボッシュの担当者は次のように話します。
「雨用ワイパーとスノーワイパーの違いはいくつかあります。まず、スノーワイパーは低温でも硬くならないゴムを使っています。雪をかくブレードの部分が雨用よりも高く、しかも厚くなっているのも違いのひとつです。
さらに金属の接続部分やゴムの溝に雪が入っても凍結しないように、ワイパーのボディがゴムのカバーで覆われているのです」
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また、ワイパーがフロントウインドウに凍り付いてしまった場合は、30度前後のぬるま湯を少しずつかけるか、解氷スプレーをゴム部分に噴射させましょう。熱湯をかけて溶かすのは厳禁です。ガラス面とお湯の温度差が大きいため、ガラスが割れる恐れがあります。
ワイパーやガラスの凍結防止の方法は、ワイパーを立てておく以外にもいくつかあります。まず、撥水性のウォッシャー液を使うなどして、フロントウインドウに十分な撥水処理をしておくことです。
また、ウェスなどで水分を拭き取ることで凍結が防げます。さらに駐車時にフロントウインドウカバーを付けておけば、ワイパーの凍結とガラスの氷結が一度に防げます。仮に一晩で多くの降雪があった場合でも、カバーをしておけば雪おろし、雪かきが容易です。
一度凍結させてしまうと、スノーワイパーでも簡単に解氷できません。ガリガリに凍らせてしまった場合、使わないプラスチック製カードを持っていれば、それで氷を剥がすことができます。
スノードライブはやはり準備が大切。クリアな視界が安全なドライブにつながりますので、さまざまなグッズを携行して出かけたいものです。
Writer: 山崎友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に転向。登山やクライミングなどアウトドアが専らの趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて現在も連載中。昨今は車中泊にもハマっており、SUVとアウトドアの楽しさを広く伝えている。
ワイパー立てるの立てないのって、記事読んだけど、経験のない、想像の記事だね、雪国に住んだ事の有る人とは思えない内容だね、
馬鹿らしい‼️