なぜ降雪時にワイパーを立てる? 絶対に立てたほうが良いとは言えない理由
冬の降雪時にクルマを駐める際、ワイパーを立てている光景を見かける機会があります。しかし、なかにはワイパーを立てていないクルマも多くいますが、積雪時にはワイパーを立てた方が良いのでしょうか。
降雪時にはワイパーは立てる? 立てない?
冬の降雪地域では、一般的にクルマを駐車した際にワイパーを立てておくことが推奨されています。なぜ、降雪時にワイパーを立てることが推奨されているのでしょうか。
実際に降雪地域でクルマを駐めている状況を見ていると、ワイパーを立てているクルマもあれば、立てていないクルマもあります。では、どちらが正しいのでしょうか。
ワイパーなどの関連製品を扱っているボッシュ株式会社の広報担当者は「一概にどちらが正解とはいえません。降雪の地域や車種などの条件によって異なるからです」と説明しています。
その条件とは、日本では北海道や東北、中部を中心に雪が降りますが、西日本側の地域でも降雪します。しかし、一概に雪といっても、その質はまちまちで、水分をたっぷりと含んだ雪もあれば、サラサラのパウダースノーなど状況によって異なるのです。
当然、水分を含んだ雪の方が低温下で再凍結しやすいですが、パウダースノーでも降った後の気温変化によって再凍結する場合があります。
雪が再凍結するような条件下では、ワイパーを倒したままにしておくと、ガラス面にくっついてしまい、無理に動かそうとするとワイパーにダメージを与えることがあるのです。
さらに大量の積雪があった場合は、ワイパーを寝かしたままにしておくと、雪の重みで金属部分が曲がってしまうケースもあるため、ワイパーを立てて駐車するという対策が考えられたわけです。
しかし、どんな雪でも一概にこういったアクシデントが起きるわけではないと、ボッシュの担当者は次のように話します。
「かなりの低温でも凍結しないことは多々ありますし、歪みについてもフロントガラスの角度によっては歪まないことがあります。
何より、車種によってはワイパーがボンネットに隠れており、立てられないクルマがありますから。やはり状況を見極めながら判断する、ということになります」
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ちなみに、ワイパーを立てて駐車していたら、屋根から雪が落ちてくる場所だったため、落雪が原因でワイパーが曲がってしまったというケースも良く聞きます。
ワイパーを立てる立てないだけでなく、駐車場所を考えることも大切です。さらに風上に向けて駐めると、車内の暖房で水滴になった雪が一瞬にして凍り付くことがあるため、風向きも駐車時に留意したいことのひとつです。
ワイパー立てるの立てないのって、記事読んだけど、経験のない、想像の記事だね、雪国に住んだ事の有る人とは思えない内容だね、
馬鹿らしい‼️