100万円台でSUVが買える? 人気のコンパクトSUV5選
100万円台のSUVはスズキが強かった!
●スズキ「ジムニー/ジムニーシエラ」
ジムニーは、初代が1970年に軽自動車唯一の4WDオフローダーとして誕生。現行モデルは、2018年に発売された4代目にあたります。当時20年ぶりのフルモデルチェンジで大いに注目されました。
ジムニーは頑強なラダーフレームを採用しており、本格的な悪路走破性を備えたクルマです。SUVというジャンルは、大まかにいって、本格的オフローダー車から街乗り主体のクロスオーバーへと展開してきましたが、ジムニーはSUV本来のオフローダーとしてのアイデンティティを色濃く残す存在です。
ジムニーは軽自動車規格ですが、コンパクトカー版ジムニーともいえる「ジムニーシエラ」も発売されています。
ジムニーのサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1725mmの軽自動車規格。最低地上高は205mmです。ジムニーシエラは、全長3550mm×全高1645mm×全高1730mmで、小型車登録となります。ジムニーシエラの最低地上高は210mmです。
価格帯は、ジムニーが148万5000円から187万5500円。ジムニーシエラは、179万3000円から205万7000円です。
●スズキ「クロスビー」
クロスビーは2017年に登場した5ナンバーSUVです。スズキは、ワゴンとSUVを融合させた新ジャンル「小型クロスオーバーワゴン」として開発されました。
丸型のライトや四角いボディは、同じスズキの軽SUV「ハスラー」のコンパクトカー版ともいえますが、実際のメカニズムはスズキ「イグニス」などと共用のものを使用しているといいます。
クロスビーのサイズ感は、全長3760mm×全幅1670mm×全高1705mm、最低地上高は180mmです。マイルドハイブリッドを採用し、JC08モード燃費は2WD車で22.0km/h、4WD車20.6km/hを実現しています。
クロスビーの価格帯は、2WD車が179万8500円から222万9700円です。
●スズキ「ハスラー」
ハスラーは2014年に登場した軽自動車のSUVです。国内で人気の軽トールワゴンをSUVテイストにまとめたデザインで大ヒットしました。
東京モーターショー2019では、2代目と予想されるコンセプトモデルがお披露目され、新型への期待が高まっています。
コンセプトモデルでは、現行と同じ丸目ライトや四角いボディを踏襲したほか、リアシートのスライド量を増やすなどしています。後席や助手席を折りたたむことで車内をフルフラットにすることができ、車中泊にも対応しています。
現行ハスラーのボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1665mm、最低地上高は2WD車は180mm、4WD車は175mmです。ハイブリッド車のJC08モード燃費は、最高32km/hを実現しています。
現行ハスラーの価格帯は、112万900円から178万900円です。
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アクティブなイメージのSUVですが、近年では、スタイリッシュな都会派クロスオーバーや、オシャレなSUV風ワゴンなども人気になっています。
一方で、SUVらしさをシンプルに強調したトヨタの「RAV4」が2019年春の発売以降、好調な販売台数を記録していることから、力強いSUVデザインへのニーズも一定数あることが示されています。
本格的なオフローダーから街乗り主体の都会派クロスオーバーまで、また軽自動車SUVから大型SUVまで、多様な選択肢が用意されていることが、SUVが一大ジャンルとして定着した理由といえるかもしれません。
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