日産「e-POWER」登場から3年 ノートが日産初の快挙を成し遂げられた理由とは?
突如販売台数が下落? 2019年10月に起きた異変とは
2018年まで好調だったノート e-POWERの販売状況は、2019年に入っても衰えることはなく、2019年上半期(1月から6月)も6万8543台を販売し、登録車で首位となります。
しかし、2019年10月に状況が変わりました。前月となる2019年9月に1万3183台を販売して、ランキングでもコンパクトカーで首位(総合2位)につけていたものが、翌10月には販売台数が5263台となりコンパクトカーの3位(総合6位)にまで転落したのです。
2019年10月は消費税増税もおこなわれたため、他のクルマにおいても販売台数が減少した事例が多く見られたのですが、ノートは前月からの販売台数の落ち込みが比較的大きいです。
ノートの販売台数減少について、日産の販売店スタッフは「2019年10月に消費税10%となった後に、ライバルとなるトヨタ『ヤリス』やホンダ『フィット』の新型モデルがお披露目されたことで、お客さまの関心が移っている印象はあります。
実際の発売は両車ともに2020年2月とのことですが、車両詳細が出てから検討するというお客さまも出ています。
e-POWER搭載車の走行感覚はかなりおすすめできるものですが、ノート自体が2012年の当時から8年目となるため、設計が古いことは否めません」と分析します。
e-POWERがノートの販売を復活させた面はあるものの、全面刷新されたノートが待たれているのも事実です。
今後、日産がコンパクトカーのラインナップにおいてどのような商品を投入するのか、注目されます。
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