人気の軽ワゴン買うならどれ? N-WGN・デイズ・eKの細かな違いとは
日本一売れている「N-BOX」の弟分、N-WGNとは?
初代N-WGN/N-WGN Customは、2013年に登場。ホンダの軽自動車「Nシリーズ」の一台で、国内の新車販売で1位を独走している「N-BOX」は、いわば「お兄さん」にあたります。
N-BOXもN-WGNも大まかには「軽ハイトワゴン」に分類されますが、N-BOXは四角いボディで背が高く、後ろのドアはスライドドアで、軽自動車版「ミニバン」のようなイメージのクルマ。
対して、N-WGNはそこまで背は高くなく、後ろのドアもヒンジドア。軽自動車版のワゴンや乗用車のようなイメージです。
N-WGN/N-WGN Customの標準モデルは丸いヘッドライトで親しみやすいデザイン。一方、カスタムモデルは、スクエア基調のデザインで力強さを表現しています。
どちらもヘッドライトの上にウインカーランプを配置し、マユ毛のように見えてかわいらしい印象で、丸目に太マユのノーマルモデルは、マユ毛コアラみたいでかわいらしいイメージです。
一方「カスタム」のウインカーは細長く、最近流行している「流れて光る」タイプ。「カスタム」のマユ毛は、凛々しい印象を受けます。
パワートレインは、自然吸気エンジン、ターボエンジンの2種類。また、ホンダの安全運転支援システム「Honda SENSING」を標準装備。衝突を予測してブレーキをかける「衝突軽減ブレーキ」、誤って急加速するのを抑える「誤発進抑制機能」、車間を保って先行車を追従する「アダプティブ・クルーズ・コントロール」(渋滞追従機能付き)、などを搭載しています。
とくに、渋滞追従機能付きの「アダプティブ・クルーズ・コントロール」は、ホンダの軽自動車としては初採用。ノロノロ運転でも先行車を追従し、先行車が止まると合わせて停車までおこないます。
N-BOXの「クルーズコントロール」は速度が30km/h以下になるとキャンセルされますが、新型N-WGNは停止まで制御を続けます。
ほかにも、駐車でバックするとき障害物を検知する「パーキングセンサーシステム」や、停車時にブレーキペダルから足を離しても停車しつづける「オートブレーキホールド機能」といった機能も搭載。
細かいところでは、ハンドル位置を前後上下に調節できるほか、運転席の座席位置は、前後だけでなく高さの調節もすることができます。
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かねてから軽自動車市場では、N-BOXやダイハツ「タント」、スズキ「スペーシア」などの全長1700mm以上で、後席スライドドアを採用するモデルが人気でした。
しかし、最近は前述の条件を満たさない軽ワゴンの人気も出始めています。実際にデイズシリーズは、発売開始から徐々に販売台数を伸ばしていき、一時期にはタントやスペーシアを凌ぐ販売実績を残しています。
そんななか、ホンダはN-BOXに次ぐ主力の軽モデルとしてN-WGN/N-WGN Customに力を入れていましたが、電動駐車ブレーキ(EPB)の不具合によって、同年9月から生産を停止しています。
発売当初の受注状況などでは、相当数の台数が予想されていたことから、問題なく販売されていれば軽自動車の販売台数ランキングで上位に来ていたかもしれません。
なお、それぞれの価格(消費税込)は、デイズ/デイズハイウェイスター(129万6900円から181万1700円)、ekワゴン(132万円から153万4500円)/eKクロス(181万1700円から179万8500円)、N-WGN/N-WGN Custom(129万8000円から182万7100円)となっています。
この記事はek Xの価格が間違っており申し訳ございません。
試乗し比較してみました。
1.革巻きハンドル
ek Xは標準ですがN-WGNはカスタムのみ。OP品はアウト!
2.シートヒーター
ek Xは前席2席とも標準。寒がり用。N-WGNは4WDのみ。
3.顔
自分はek X好み。奥さんはN-WGNのすっぴん。
4.静粛性
N-WGNが少し優位。でも他のKカーと比べれば文句無し。
5.燃費
N-WGN残念。
6.ディーラー
引き分け。皆さん優しい。初売りに来てと言われた。