日産「エクストレイル」の弟分! 新型「ローグスポーツ」とはどんなクルマ?
日産の北米法人は、2019年11月26日に2020年モデルとなる新型「ローグスポーツ」の価格を発表しました。日本には未導入のSUVモデルですが、ローグスポーツとはどのようなクルマなのでしょうか。
北米で人気のSUV「ローグスポーツ」ってどんなクルマ?
日産には、国内未導入のSUVモデルがいくつか存在します。そのなかで、日産「エクストレイル」の弟分的な存在「ローグスポーツ」が2020年モデルへとモデルチェンジされ、新たな販売価格が2019年11月26日に発表されました。
日本にラインナップされていないローグスポーツとは、どのようなクルマなのでしょうか。
ローグスポーツは、米国市場における日産のSUVラインナップのひとつで、欧州では「キャシュカイ」という車名で販売されており、2017年に米国市場に導入され、かつて日本でも「デュアリス」として販売されていました。
エクストレイルの兄弟車となる「ローグ」(北米市場などで販売)の派生モデルとなり、ローグスポーツはローグよりもボディサイズがひと回り小さく、南米などを中心に販売されるコンパクトSUV「キックス」との間に位置しています。
現在、北米市場での日産SUVラインナップは、キックス、ローグスポーツ、ローグ、「ムラーノ」、「パスファインダー」、「アルマーダ」と多くのモデルを持っています。
そのなかでも、ローグスポーツは売れ筋のSUVで、シカゴモーターショー2019では2020年モデルがお披露目されました。
2020年モデルでは、外装デザインを刷新しています。日産のキーデザインとなる「Vモーション」を強調した新しいグリルによって、ひとつ上のクラスのローグ(エクストレイル)に寄せたフロントデザインに変更、さらにLEDデイタイムランニングライトも採用されています。
フロントデザイン同様にリア周りにも手を加えているほか、新しいデザインの19インチアルミホイールと、ふたつのボディカラーが加わりました。
安全面では、先進運転支援システム(ADAS)の「日産セーフティシールド360」を採用。この機能は、歩行者検出機能付きの自動緊急ブレーキ、後退時ブレーキ、車線逸脱警告、ブラインドスポットアラート、リアクロストラフィックアラート、ハイビームアシストが含まれます。一部グレードには、「プロパイロット」が装備されます。
さらに、後部ドアのスイッチをモニターして走行前後のドアの開閉状態を検知する「リアドアアラートシステム」を標準装備。後席にいる子どもの置き忘れなどを予防する装置です。
ローグスポーツのパワートレインは、2リッター直列4気筒ガソリンエンジン、CVTのみの設定となります。
2020年モデルの現地価格は、2万3240ドル(約253万6053円)から2万9800ドル(約325万2118円)です。
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