トヨタ新型「C-HR」はマイチェンでどう変わった? 新設定「GR SPORT」の乗り味はいかに
C-HRにスポーティな「GR SPORT」を設定! 乗り味はいかに?
マイチェン前は、素晴らしかったC-HRの足回り劣化にガッカリしていたら、新たにGR SPORTが追加されました。
実際に、「乗って驚く!」。ザックス製を使っているマイナーチェンジ前のモデルに勝るとも劣らない仕上がりなのです。
コーナーでキッチリ車体の挙動を抑え、それでいて一般道を普通に乗ってもゴツゴツしていない。車体のしっかり感などいまままでのC-HRを凌ぎます。
C-HRの担当者に聞けば、ボディ補強をおこなっているそうです。シートもスポーティになり、セミバケット形状になっていて、適当なタイト感が魅力的。
加えて背中の形状は、ヨーロッパのスポーティモデル的で、価格も19インチホイール+タイヤや、カッコ良いブレーキキャリパーなど装備内容の差を考えたら普通のグレードより割安感あるほどで、買うならGR SPORTでしょう。
また1.2リッター直噴ターボエンジン装着車にマニュアルミッションが追加(GRだけでなく普通のグレードも)。エンジンのスペック変更こそないですが、iMT(インテリジェント マニュアル トランスミッション)という、クラッチミートを容易にする制御や、シフト時に回転を合わせてくれる制御など付いており、免許取り立ての初心でも滑らかにマニュアル車を運転出来る工夫がされてます。
絶対的な動力性能は、ハイブリッドのシステム出力が122馬力に対し、1.2リッターターボは116馬力。若干ハイブリッドが優位なスペックながら、伝達ロスが少ない6速マニュアルだと良い勝負かもしれない。
元気よく走りたいのなら6速マニュアル仕様のGR SPORTをプッシュしておきます。ライバルはマツダ「CX-30」か同じトヨタの「RAV4」ですね。
Writer: 国沢光宏
Yahooで検索すると最初に出てくる自動車評論家。新車レポートから上手な維持管理の方法まで、自動車関連を全てカバー。ベストカー、カートップ、エンジンなど自動車雑誌への寄稿や、ネットメディアを中心に活動をしている。2010年タイ国ラリー選手権シリーズチャンピオン。
トヨタを買うことが神社のおみくじで大凶を引き当てるようなものなのでね。
初代マジェスタがセルシオを越えてはならない糞詰まりな設計であったようにレクサスに充てられてるUXがある以上はCHRは前座の貧乏くじでしかないだろね
この辺りがMTを追加したトヨタの本心だろ
一番質が悪いのはセダンでは業績があがらないレクサスをトヨタ自身が他のトヨタ車を化粧直しでレクサスに卸して肝心のトヨタで買える車の進化を渋らせた企業体質に他ならない
何でレクサスを越えるトヨタ車があってはならないのか実に不思議
セルシオを絶版とした後のクラウンの価格上昇に診て取れるように利益を出すならLSもGSもISもトヨタの暖簾から売れば良かっただけの話で単にトヨタから卸したSUVでレクサスが成功したとか大間違いもいいところだろ
レクサスの地位を保つにトヨタ車がレクサス車を越えてはならない暗示は即に解かねばならんだろ
欧州車を2台乗り継いだクチですが、今はマイナーチェンジ前のC-HRを所有しています。レンタカーで偶然あてがわれたC-HRに予備知識無しで乗り、日本車離れした感触に驚いて後に購入に至りました。購入を決めた後にダンパーがザックス製と知って納得したものでしたが、変更されてしまったのですね。マイナーチェンジ前に比べて、シートヒーターなど些細なところですがオプションになった物もあり、実質は結構な値上げなのかもしれません。おまけに高評価のGR SPORTだと2WDしか選べませんし、ベースは安価な方のグレードのみ。ちなみにマイナーチェンジ前は、非ハイブリッドの2WDのみダンパーの部品型番が異なり、乗り味も異なって少し普通の日本車的でした。非ハイブリッドの2WDを除くマイナーチェンジ前のクルマに、ブレースでも付けるのが最良なのかもしれません。