日本にやってきたフィアット500がついに5万台に! 500はかくしてオーナーに届けられる
フィアット「500 / 500C」が日本に上陸して、ついに5万台を達成しました。そこで愛知県豊橋市の三河港で陸揚げ5万台達成セレモニーがおこなわれました。イタリアから届いた500は、どのような整備が施されてオーナーの手元に届けられるのでしょうか。
だれもが自由を謳歌できるクルマ、それがフィアット500だ
2019年11月15日、日本に陸揚げされる5万台目となるフィアット「500 / 500C」を記念した式典が開催されました。フィアット500は、2011年から豊橋市の三河港で陸揚げされるようになり、セレモニーでは来賓の豊橋市役所産業部長の稲田氏からお祝いのメッセージが述べられました。
FCAジャパンのマーケティング本部長ティツィアナ・アランプレセ氏によるプレゼンテーションでは、初代「トッポリーノ」から「ヌオーバ500」、そして現行の500にいたるまで貫かれているDNAについての説明がありました。
「トッポリーノもヌオーバ500も、小さくて誰もが使える『自由』を象徴するクルマでした。とくに1960年代の高度成長期には、ヌオーバ500は自由にどこにでも行くことができる『インディペンデンス』を表していました。
とくに街からエスケープしてピクニックに出掛けたり、誰もが『自由』を謳歌できるクルマだったのです。この『心』は、いまの500も変わらず受け継がれています。
500はハピネスのアイコンで、スマイルを届けるクルマです。またナチュラル・ビューティですね、素顔の美しさを持ったクルマです。もちろんエコフレンドリーなクルマでもあります。
イタリアのデザインは、エッセンスやシンプリシティなど、日本のそれととても似ています。またそれは、良いデザインは使いやすいということでもあります。500はまさにそうした美徳を備えています。
ファッショナブルでキュート、そしてファンでカラフルな500は、イタリアと日本の文化をクロスする重要な役割を持っていると思っています」
また、豊橋市役所産業部長の稲田氏は次のように述べました。
「三河港は年間20万台を陸揚げする日本最大の自動車陸揚げ拠点です。ここで500が陸揚げされることは、三河港はもちろんのこと豊橋市にとっても大変メリットがあります。
豊橋市はファッション性が低いと思われている都市ですが、ファッショナブルな500が陸揚げされることによって、三河港と豊橋市のイメージがグッと上がるありがたい存在なのです。
豊橋駅の新幹線改札口を出たところには、『500X』を展示させていただいています。豊橋市を訪れる人に注目してもらい、イメージアップの効果があると思っています」
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フィアット500は、そのキュートな出で立ちから、周囲をハッピーにする存在です。豊橋市の玄関である豊橋駅に展示されている500Xも、きっと豊橋を訪れる人を幸せな気持ちにしているに違いありません。
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