マクラーレンの新オープン2シーターは815馬力! 約2億円で限定399台の「エルヴァ」とは?

マクラーレン・オートモーティブは、新しいアルティメットシリーズのロードスターとしてマクラーレン「エルヴァ」を発表しました。

マクラーレン 往年の名車の名前を引き継ぐ

 マクラーレン・オートモーティブは、新しいアルティメットシリーズのロードスターモデル、マクラーレン「エルヴァ」を発表しました。

マクラーレン「エルヴァ」
マクラーレン「エルヴァ」

 エルヴァは、マクラーレンブランド初のオープンコックピットロードスターとして登場、「P1」や「セナ」「スピードテイル」と同様に限定モデルとされ、399台限定で販売されます。イギリスでの車両価格は、付加価値税込みで142万5000ポンド(日本円で約1億9950万円)からとされています。

 エルヴァは、屋根やフロントガラス、サイドウインドウのない完全なオープンコックピット2シーターモデル。専用のカーボンファイバーシャシーとボディ、カーボンファイバーシートなどを採用し、マクラーレンの公道モデルでは史上最軽量といいます。

 搭載されるエンジンは4リッターV型8気筒ツインターボです。815馬力/800Nmを発生するエンジンは7速「シームレスシフト」トランスミッションと組み合わされ、0−100km/h加速は3秒未満、0−200km/h加速は6.7秒と、サーキット走行を前提としたセナよりも優れたパフォーマンスを実現しています。

 エルヴァは、世界初のエアプロテクション、アクティブ・エアマネジメントシステム(AAMS)を搭載しています。これは、フロントのエアインテークから空気を取り込み、コックピット前にあるクラムシェルから出た気流はコックピット上まで空気を誘導する仕組みで、結果としてコックピット周辺は気流の穏やかな「バブル」のような状態になるといいます。

 街乗りレベルの速度では、キャビンへの気流レベルがAAMSを必要としないと判断されるときにはシステムは非アクティブですが、速度が増すとAAMSは自動的に展開、速度が低下するまでアクティブのままになります。

 エルヴァの車両重量は明らかにされていませんが、オープントップのボディと可能な限りカーボンファイバーを用いることで非常に軽量に仕上げたといいます。フロントクラムシェルボンネットの厚さはわずか1.2mmで、ボディサイドパネルも1枚もののカーボンファイバー、シングルヒンジのドアもカーボンファイバー製です。

 フロントガラスは、オプションで装着可能になります。

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 車名の「エルヴァ」とは、1960年代にイギリス・サセックスに本拠を置いていたレーシングコンストラクターに由来しています。

 ブルース・マクラーレンによって設計された「M1A」は鋼管スペースフレームを備え、わずか551kgと軽量でありながら頑丈なシャシでした。これにオートモビル製4.5リッターV型8気筒エンジンを搭載。1964年9月にこのM1Aがカナダ・スポーツカーGPで総合3位に入りましたが、最速ラップを4回獲得しました。

 その後、M1Aは多くの顧客が現れましたが、当時のマクラーレンの従業員は7人しかいなかったため、スポーツカー専門メーカーである「エルヴァカーズ」はM1Aのレプリカをつくることを提案、1964年11月にマクラーレンとエルヴァは協業をはじめました。マクラーレン・エルヴァM1A(Mk I)はマクラーレン・エルヴァM1B(Mk II)に発展、さらにマクラーレン・エルヴァM1C(Mk III)へと進化していきます。

 マクラーレン・オートモーティブのCEO、マイク・フレウィット氏は「マクラーレンの成功の基礎を築いたスポーツカーにその血統をさかのぼりながら、アルティメットシリーズに新たな次元を追加する、並外れた新たなロードスターにエルヴァと名付ける権利を獲得できたことを嬉しく思います。マクラーレン・エルヴァM1Aとその後継モデルは、ブランドの中心にある先駆的な設計とエンジニアリングの原則を確立したからです」とコメントしました。

 エルヴァは、2020年末に納車が開始される予定となっています。

【画像】歴史ある名車の名前が復活! マクラーレン「エルヴァ」

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