ラグビーワールドカップ特需か!? 新型ディフェンダーが予約開始4日で完売!

ランドローバーのアイコニックなモデルを21世紀仕様に刷新した新型「ディフェンダー」の先行予約モデル「ディフェンダー・ローンチ・エディション」が、予約開始後4日間で予約受注を終了しました。予定台数の150台はどうしてすぐに完売してしまったのでしょうか。

ラグビーワールドカップの優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」を運んだディフェンダー

 2019年11月3日よりジャガー・ランドローバー・ジャパンは、新型「ディフェンダー」の先行予約モデル「ローンチエディション」の受け付けをスタートしました。
 
 受付期間は2020年3月31日まででしたが、予約を開始したわずか4日後に150台のローンチエディションの予約受注が終了しました。

ウェブ・エリス・カップは、リッチー・マコウ氏によって新型ディフェンダーのルーフから高々と掲げられた後、ワールドラグビー会長であるビル・ボーモント氏に手渡された
ウェブ・エリス・カップは、リッチー・マコウ氏によって新型ディフェンダーのルーフから高々と掲げられた後、ワールドラグビー会長であるビル・ボーモント氏に手渡された

 先行予約を開始したのは、日本市場向けに最初に生産されるモデルで、「ディフェンダー90ローンチエディション」15台、「ディフェンダー110ローンチエディション」135台です。

 スタート価格は489万円(消費税込)からを設定し、デリバリーは2020年夏頃を予定しています。
 
 じつは、先行予約が開始される前日の11月2日、新型ディフェンダーはアジアデビューを飾っていました。その舞台は、ラグビーワールドカップ2019日本大会表彰式だったのです。
 
 ランドローバーのブランドアンバサダーであるリーチ・マイケル氏が運転する新型ディフェンダーが、リッチー・マコウ氏を乗せて華々しくピッチに登場したシーンを、テレビで観ていた人も多かったのではないでしょうか。
 
 新型ディフェンダーは、決勝戦を制した南アフリカに優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」を届ける大役を果たしていたのです。
 
 新横浜国際総合競技場で決勝戦を観戦していた7万人のラグビーファンのみならず、9000万人を超えるテレビ視聴者に、新型ディフェンダーはその個性あふれるシルエットを印象づけたのです。
 
 ウェブ・エリス・カップは、リッチー・マコウ氏によって新型ディフェンダーのルーフから高々と掲げられた後、ワールドラグビー会長であるビル・ボーモント氏に手渡されました。
 
 このような劇的なシーンでアジアプレミアを果たした新型ディフェンダーの広告効果は計り知れません。
 
 また、南アフリカチームの不屈・唯一無二・タフといったイメージともディフェンダーは重なり、これ以上ない演出となりました。
 
 ランドローバーは、ラグビーワールドカップとワールドワイド・パートナーという関係で結ばれています。だからこそ、実現できた新型ディフェンダーのアジアプレミアでしたが、表彰式は日本以外でもテレビ放映されたでしょうから、ワールドワイドで新型ディフェンダーがヒットするのは間違いないでしょう。
 
 ローンチエディションがわずか4日間で予定台数に達したのは、ラグビーワールドカップ決勝翌日から先行予約をスタートした、ジャガー・ランドローバー・ジャパンの作戦勝ちといったところでしょうか。

ウェブ・エリス・カップを運ぶディフェンダーを見る(16枚)

「えっ!カッコいい!」 マツダの「スゴいSUV」登場! どこが良いの?

画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー