流行!? コワモテなクルマが増殖中 最新「オラオラ顔」の車5選
クルマの顔を決めるのがヘッドライトとフロントグリルですが、最近の傾向としては威圧感のある「オラオラ顔」が増えているように思います。そこで、国内外の最新モデルのなかから、オラオラ顔が特徴的なクルマを5車種ピックアップして紹介します。
まだまだ出てくるオラオラ顔のクルマたち
近年、視覚的インパクトが強いフロントマスクを持つクルマが増えています。威圧的にも思えるギラギラ系のフロントマスクは、好みが分かれるかもしれませんが、明らかにトレンドとなっています。
そんな強面のフロントマスクのデザインを誰が呼んだかは知りませんが「オラオラ顔」というようになり、とくにトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」は、オラオラ顔ミニバンの代名詞といわれるほどです。
そこで、国内外の最新モデルのなかからオラオラ顔のクルマを5車種ピックアップして紹介します。
●日産「セレナ ハイウェイスター」
全方位運転支援システムの全車標準装備や、100%モータードライブでミニバンNo.1の低燃費を誇る「e-POWER」の設定などで、先進性を前面に押し出している日産「セレナ」は、ミニバントップクラスの販売実績を誇っています。
他社のミニバンがオラオラ顔になっていくなか、比較的柔らかな印象のフロントマスクで幅広い層のオーナーからも好まれていましたが、2016年にモデルチェンジされた5代目では現在の日産のデザインコンセプト「Vモーション」をフロントグリルに採り入れ、吊り上がったイメージのヘッドライトなどでイメージを一新しました。
そして、2019年8月のマイナーチェンジではハイウェイスターのグリルを大型化し、先行車のドライバーに威圧感を与えかねないほどのオラオラ顔になっています。
また、CMキャラクターに矢沢永吉氏を起用し「ぶっちぎれ」や「やっちゃえ」というコピーを使っているので、ターゲット層の変化を狙っているのかもしれません。
●三菱「eKクロス」
2019年にデビューしたクロスオーバー軽SUVの三菱「eKクロス」は、「eKワゴン」をベースに三菱が得意とするSUVテイストを盛り込んだモデルです。
メーカーオプションとなりますが、三菱初の高速道路同一車線運転支援技術「MI-PILOT(マイパイロット)」の採用や、衝突被害軽減ブレーキ「FCM(Forward Collision Mitigation system)」の搭載など、軽自動車でありながら先進安全装備が充実しています。
外観のデザインコンセプトは「かわいい野獣」を意味する「THE CUTE BEAST」とされ、軽自動車でありながら力強さと存在感のあるデザインとなっています。
さらにフロントマスクは「ダイナミックシールド」と呼ばれる三菱のデザインコンセプトを採用し、上2段をロービーム、下段をハイビームとする3灯式LEDヘッドライトを配置することで、まるで同社のSUVミニバン「デリカD:5」のミニチュア版のような、威圧感が高いオラオラ顔となっています。
●トヨタ「グランエース」
海外仕様として発表されたセミボンネットタイプのトヨタ「ハイエース」をベースにしたフルサイズワゴンの「グランエース」が、2019年内に発売されることになりました。
グランエースは、トヨタの上級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」のさらに上位モデルとして、全長5300mm×全幅1970mm×全高1990mmの雄大なボディサイズを持ち、3列6人乗り仕様と4列8人乗り仕様が用意され、上質で快適な移動空間を提供するといいます。
外観では、従来のハイエースシリーズは、フロントシートの下にエンジンを搭載するキャブオーバースタイルでしたが、グランエースではセミボンネットスタイルとしたことで、より伸びやかなサイドビューとなっています。
フロントマスクは、クロム装飾フレームで囲んだ左右に吊り上がった2眼ヘッドライトと、金属メッキ調加飾の大型ラジエーターグリルや、特徴的なデイタイムランニングライトなどで、高級車の雰囲気とともに強い威圧感を持つオラオラ顔となっています。
なお、グランエースは正式な販売の前に、10月23日から11月4日まで開催される第46回東京モーターショー2019にてお披露目されますので、実際にどのくらいオラオラなのか会場で実車を確認できます。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。