アルヴェルだけじゃないぞ! 世界も注目する最高級ミニバン5選
海外でデビューした最上級ミニバンとは!?
●メルセデス・ベンツ「Vクラス」
海外メーカーには日本ほどミニバンラインナップは多くありませんが、メルセデス・ベンツが高級ミニバンの「Vクラス」をラインナップしています。
Vクラスは初代が1998年に登場し、現行モデルは2015年に発売された3代目です。Vクラスは過去から現在に至るまで商用バンをベースとしているので、日本のミニバンとは異なる思想で開発されていますが、しっかりとメルセデス・ベンツのイメージが取り込まれています。
現在の日本仕様は2リッター直列4気筒ガソリンターボの「V260 long」のみですが、これは限定車ですでに完売しています。本国では内外装のモデファイがおこなわれた新型がすでに販売されており、近く日本にも導入される見込みです。
内装では2列目シートが左右独立したキャプテンシートで、電動でリクライニングやスライド、オットマンが操作できます。
また、インパネまわりではタービンルックのエアコン吹き出し口の採用や新デザインの装飾パネルなどにより、スポーティな印象となっていますが、最新の液晶メーターやステアリングスイッチ、「ハイ! メルセデス」で操作できる「MBUX」などは採用されていません。
●レクサス「LM300h」
レクサスブランド初のミニバン「LM300h」は、2019年4月に開催された上海国際自動車ショー2019で世界初公開されました。
LM300hのベース車はアルファード/ヴェルファイアで、すでに中国の富裕層から人気を博していることから、レクサスブランドとしても販売好調のSUVカテゴリーのほかに、柱となる新カテゴリーとして新型「LM300h」を投入したといいます。
外観ではフロントデザインに大型のクロムメッキスピンドルグリルや一体型LEDヘッドライト、デイタイムランニングライトを採用し、ボディ側面にも「L」字型のクロムトリムが配置されるなどアルファード/ヴェルファイアとは異なる高級感を表現しています。
内装では2列シート仕様の4人乗車とし、移動ツールの概念を超えた空間を演出。前席と後席を完全に分離する隔壁を設け、スマートフォンやタブレットの接続、Blu-ray再生が可能な26インチディスプレイを搭載し、2本のワインなどを入れることができる14Lの冷蔵庫を備えるなど、まさに最高級ミニバンにふさわしい装備です。
LM300hの発売時期、価格、日本への導入など、現時点で発表されていませんが、価格はおそらくロイヤルラウンジを上まわりそうです。
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今回紹介した5車種は、オーナーカーとうよりも運転手付きで乗るショーファードリブンですが、日本での使用を考えるとセダンをベースとしたリムジンよりも使い勝手がよさそうです。
さらに、グランエースについては個人所有というよりも、ホテルや空港のリムジンサービスなど、主に送迎用に使われるのではないでしょうか。
日本のミニバンは世界でもっとも進化しているので、新型Vクラスもアルファード/ヴェルファイアを意識したといいます。欧米ではミニバンの需要が日本ほどではありませんが、日本発のミニバンが世界を席巻することがあるかもしれません。
2800ディーゼルに関して何故に力強いと分かるのですか?プラドすらろくに引っ張れないエンジンなのですがね
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