現代病「ドライアイ」での運転は危険? 安全運転には目の健康が大切!

ドライアイの対策方法は? メガネや車内加湿器、専用目薬が効果的

 自分がドライアイに該当するかは、以下の症状にいくつあてはまるかによってある程度わかります。

「目が疲れる」「目が乾いた感じがする」「物がかすんで見える」「目が痛い」「目が赤い」「目が重たい感じがする」「涙が出る」「目がかゆい」「光を見るとまぶしい」「目がゴロゴロする」「目ヤニがでる」

 以上の11項目のうち、5つ以上当てはまった人はドライアイの傾向にあり注意が必要です。また、10秒以上目を開いた状態がキープできない人もドライアイの傾向にあります。

 ドライアイになる原因は、乾燥や紫外線によるダメージなどが挙げられ、車内にはこれらの条件が揃っています。

 エアコンの送風口はダッシュボード付近にあるのが一般的で、顔に直接風があたりやすく、目は乾きやすくなります。

 窓ガラスの曇り防止のため季節を問わず空調を使用する人も多く、1年中湿度が下がりがちです。また、運転中は道路状況や標識などを常に確認する必要があるため、集中した状態ではまばたきの数は約1/4に減るともいわれており、目への負担は大きくなります。

スマートフォンの見過ぎはドライアイになる可能性を高める
スマートフォンの見過ぎはドライアイになる可能性を高める

 ドライアイの予防方法としては、メガネやサングラスなどの使用が効果的とされています。風やホコリの緩和、紫外線の緩和、保湿などの効果が挙げられます。

 最近では、紫外線予防だけに特化したメガネや、水中メガネのように顔面とのすき間を塞いで保湿の効果を高める商品も販売されています。

 次に、加湿での対策も効果的です。濡れたタオルを車内に置いたり、水の入ったペットボトルの蓋を開けたまま置くことで湿度を上げることができ、USB接続でシガーソケットから給電する、車内用の加湿器も販売されています。

 また、もっとも効果的なのは目薬です。市販されている目薬は手軽ではありますが、一時的な水分補給のため短時間で元に戻ってしまうため、医師の診断を受けて自分の症状に合った目薬を使用すると良いです。

 なお、目薬等の処置でも改善しない場合は、血液から水分を補う「血清点眼」、涙の出口を塞ぐ「涙点プラグ」などの治療方法も存在し、重度のドライアイであれば、治療を受けることをおすすめします。

【画像】現代病となった「ドライアイ」 目の疲労につながる運転シーン

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