台風による突風で事故が多発! 突然の強風で横転しやすいクルマとは?
スピードを落とすことが最善の防衛策
運転中に強風や突風、横風に遭遇した場合の対処法はあるのでしょうか。JAFの高木氏は、次のように解説します。
「風は突発的に吹き付けてくることがあるため、ハンドルを取られないようにすることが大切です。クルマの挙動を安定させられるように、いつでも減速できるように運転することを心がけていただければと思います。
また、風にあおられた歩行者が車道に出てくるかもしれませんし、クルマ以上に風の影響を受ける自転車は予期できない動きをすることもあります。自分のクルマだけでなく、ほかの交通参加者にも気を配る運転が大切です」
突風などでクルマの挙動が乱れると、ドライバーが慌ててハンドル操作を誤ったり急ブレーキを踏むことでクルマの挙動が乱れ、事故になってしまうケースも多いといいます。
「台風や突然の暴風雨などに遭遇して命の危険を感じる場合は、高速道路上なら最寄りのサービスエリア/パーキングエリア、または安全な場所で停車することも大切です。
一般道では、看板やブロック塀、樹木などが倒壊する危険性もあるので、注意が必要です」(高木氏)
自然の脅威は突然やってきます。高速道路だけでなく一般道でも看板やブロック塀、樹木などが倒壊する危険性もあるため、油断は大敵です。
台風や強風が吹くときは不要不急の外出は控え、万が一強風時に運転をする際は、いつも以上に適正な速度を意識して安全に運転しましょう。
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