ロールス・ロイスのボンネット先端のマスコットは100万円以上! 六本木ヒルズでフライングレディ祭り
ロールス・ロイスが六本木ヒルズで一般公開の展示会「THE EIGHTH WONDER 」を開催しました。会場には大胆なカラーの「ファントム」、「ドーン」、「カリナン」の3台が展示され、ロールス・ロイスのラグジュアリーな世界が出現しました。
ロールス・ロイスは、すべてが手作業によるビスポーク仕様
ロールス・ロイス・モーターカーズは、2019年9月14日から16日までの3日間、東京六本木ヒルズの大屋根プラザにて、「スピリット・オブ・エクスタシー」にインスパイアされた展示会「THE EIGHTH WONDER 」を開催しました。「世界八番目の不思議」と名付けられた展示会には、いったいどんなインスタレーションが並んだのでしょうか。
世界八番目の不思議とは、世界の七不思議に次ぐ注目すべき構造物を指す表現です。ロールス・ロイスの場合では「スピリット・オブ・エクスタシー」のことを指します。これは、1911年からロールス・ロイスのミューズとなっているボンネット先端のマスコット、フライングレディのことです。
展示会は次の8つのインスタレーションから構成されました。
1 INSPIRATION あなたならではの表現
2 DEDICATION 完璧を象徴する色
3 CRAFTSMANSHIP あらゆるディテールを完璧に
4 DISCERNMENT 例外なきエクセレンス
5 ARTISTRY 美の基準を作る人たち
6 PRECISION ブランドを代表する才能
7 REFINEMENT 豪華アクセサリー
8 THE EIGHTH WONDER アイコンの中のアイコン
来場者はどのインスタレーションから見学するのも自由ですが、番号に沿って順番に見学していくと、自然と自分で自分だけのロールス・ロイスをカスタマイズしていく追体験ができるようになっています。それと同時に、ロールス・ロイスの世界観やフィロソフィーが自然と知識となって吸収できるようになっています。
最初の「1 INSPIRATION」では、生み出されるロールス・ロイスのクルマすべてが「ビスポーク」であり、オーナーのビジョンに合わせて手作りされていることを、極めて個性的に仕立てられた4台の例で紹介されています。
「2 DEDICATION」では、ロールス・ロイスのボディペイントのこだわりがわかるよう、ペイント過程を一枚のボンネットで表現しています。
「3 CRAFTSMANSHIP」では、グッドウッドから来日した職人から象嵌やウッドトリムの仕上げ作業が直接解説されました。
「4 DISCERNMENT」では、ロールス・ロイスが使用するウッドやレザーといった素材が、選りすぐりの素材であることをスピリット・オブ・エクスタシーをモチーフに色とりどりのレザーで表現したインスタレーションとなっています。
「5 ARTISTRY」は、ファントムのダッシュボードにある「ギャラリー」と呼ぶスペースについてのインスタレーションとなっています。このギャラリーはオーナーの好みに応じてお好みの芸術作品でカスタマイズすることができます。
「6 PRECISION」では、ロールス・ロイスの車両に魂を吹き込む作業であるコーチラインについて解説されています。
「7 REFINEMENT」では、「ビスポーク・コレクティブ」の職人技による見事なアクセサリーコレクションの数々を実際に展示しています。
そして最後に、「8 THE EIGHTH WONDER」で、スピリット・オブ・エクスタシーの魅力を映像で最大限に見せるインスタレーションとなっています。
これら8つのインスタレーションでロールス・ロイスの世界観を学び、さらに個性的なボディカラーを纏った「ドーン」(マグマ・レッド)、「カリナン」(トワイライト・パープル)、「ファントム」(サラマンカ・ブルー)の現車3台を間近に見て、触れて、唯一無二のロールス・ロイスの世界観に浸ることができる展示会でした。
また展示会当日は、折り紙作家である有澤悠河氏が特別製作したロールス・ロイスのマスコットであるスピリット・オブ・エクスタシーの折り紙が展示され、折り方のデモンストレーションもおこなわれました。
さらに、ラグビー・ワールドカップ開催直前ということもあり、ラグビーを愛するカスタマーのために車両の内装で使用されているレザーを用いたラグビーボールも展示されていました。このラグビーボールは、アジア太平洋地域限定での製作となります。
六本木ヒルズは国内外からの観光客も多く訪れる場所であり、たまたま通りかかった人たちも含め、展示会「THE EIGHTH WONDER 」は大変注目を集めていました。
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