タフギア感がウケた! 日産「エクストレイル」はどんなクルマ? 歴代モデルを振り返る
丸みを帯びたスタイルに一新された3代目エクストレイル
3代目となる現行型のエクストレイルは、2013年12月に登場。ルノーと共同開発のプラットフォームを採用し、これまでのオフロード志向のデザインから都会派SUVへ路線を変更して、7人乗りの3列シート車も新たに設定されています。
初代エクストレイルから採用されていた防水仕様のシートやラゲッジはそのまま継承しつつ、仕切りができる防水ラゲッジボードの採用や電動式リアテールゲートの採用など、使いやすさが向上しています。
また、フロントに設置されたカメラにより前方のクルマや歩行者を認知し、衝突の危険を察知した場合に緊急ブレーキを作動させる「エマージェンシーブレーキ」が採用され、「進入禁止標識検知」や「踏み間違い衝突防止アシスト」、「LDW車線逸脱警報」を加えた4つの機能をパッケージ化した「エマージェンシーブレーキ パッケージ」も追加されました。
2015年4月にはハイブリッドモデルも発売され、1モーター2クラッチ・パラレル方式の独自のハイブリッドシステム「インテリジェント デュアル クラッチ コントロール」が採用されています。コンパクトなリチウムイオンバッテリーを搭載し、さらにフロア下の空力性能を改善したことにより「平成32年度燃費基準+20%」の低燃費を実現しています。
2017年12月のマイナーチェンジでは、高速道路上でアクセル・ブレーキ・ステアリングを自動的に制御する「プロパイロット」を新たに搭載しました。
近未来的なデザインや最新技術がいくつも導入され、とくに安全性に関しての機能が充実していることから、若者から年配者まで多くの世代で支持を得ています。
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エクストレイルは海外でも人気があり、約170の国と地域で販売されています。
初代と2代目のスクエアなボディから一転して、3代目モデルは丸みを帯びたスタイルに大きく変更されましたが、初代からの魅力であった防水シートなどの装備などは継承しています。
現行モデルのエクストレイルは、ハイブリッドモデルの追加や安全装備の充実など、時代に合わせた最新技術を搭載することで常に進化しているといえます。
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