BMW 新型1シリーズ登場 進化した3代目はついに前輪駆動(FF)に!
ビー・エム・ダブリューは、3代目となる新型BMW「1シリーズ」を2019年8月29日に発表、発売を開始しました。納車は2019年11月以降におこなう予定です。
前輪駆動になっても「走り」へのこだわりは忘れない
ビー・エム・ダブリューは、BMWのもっともコンパクトなモデルである「1シリーズ」をフルモデルチェンジし、2019年8月29日に発表/発売を開始しました。
3代目となる1シリーズは、従来の後輪駆動(FR)から前輪駆動(FF)に変更。全長は先代1シリーズと変わらないものの、FFを採用したことにより、後席足下スペースが約40mm広くなったり、荷室容量は先代モデルから20リッター増加した380リッターとなるなど、室内空間の機能性が大幅に改善されています。
また、BMWとして日本初導入となるタイヤスリップコントロールシステム(ARB)を採用するなど、高い走行性能も両立しているのが特徴です。
ARBは、エンジンコントロールユニットで直接スリップ状況を感知、DSCを経由することなく、以前より約3倍の速さでその信号を直接エンジンに伝達する機能で、FF車特有のアンダーステアを大幅に抑制し、俊敏な走りを実現しています。
エンジンは2グレードを用意、最新世代の直列3気筒および直列4気筒エンジンと、高張力鋼とアルミニウムを効果的に組み合わせた骨格により、ボディ剛性を確保しながら最大で30kgの軽量化も実現しています。
デザイン面では、大型化して中央部が連結した新世代デザインの「キドニーグリル」と、くっきりとしたデザインの4灯ヘキサゴナルLEDヘッドライトを採用することで、若々しくスポーティな印象になっています。またサイドボディにはくっきりとしたプレスラインを引き、リアホイールを強調するような力強いシルエットをまとっています。
内装では、5.1インチのメーターパネルディスプレイ、および8.8インチのコントロールディスプレイに加え、オプションで10.25インチのディスプレイを2つ備えた最新のBMWライブ・コックピットや、大型化したヘッドアップディスプレイがラインナップされています。
運転支援機能は、新たにレーンチェンジ・ウォーニング、後部衝突警告機能、クロス・トラフィック・ウォーニング(リア)、スピードリミット情報表示機能が追加されたドライビングアシストを標準装備しています。
また直近に前進した50mの軌跡を記憶し、その軌跡どおりに後退するとき、ステアリング操作を自動でおこなう「リバースアシスト」を備えたパーキングアシストを全車に標準装備しています。
「118i」は全長4335mm×全幅1800mm×全高1465mm、ホイールベース2670mmで、140馬力/220Nmを発生する1.5リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載、前輪を駆動します。
「M135i xDrive」は、306馬力/450Nmを発生する2リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載、4輪を駆動します。さらに新開発の機械式トルセンLSDを標準装備、スポーティかつ俊敏な走りを実現しています。
車両価格は「118i」が334万円(消費税10%込、以下同様)、「118i Play」が375万円、「118i M Sport」が413万円、「M135i xDrive」が630万円となります。
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