あおり暴行運転受け、ドラレコ需要に変化が!? 運転者が撮りたい意外なものとは
2019年8月に、常磐自動車道で起きたあおり運転・暴行事件を受け、ドラレコ需要に変化が生じているといいます。いったい、ユーザーはどういった製品を買い求めるのでしょうか。
ドラレコは2017年の東名高速の事件以降、継続的に売れている
2019年8月10日に、常磐道で発生したあおり運転・暴行事件。この事件を受け、万が一このようなことに巻き込まれた場合に備えるために、改めてドライブレコーダー(以下、ドラレコ)の必要性を感じた人が、少なからずいるでしょう。
そんななか、ドラレコのなかで人気となる機種に、変化が出てきているといいます。いったい、なにが起きているのでしょうか。
ドラレコへの関心の高まりを受けて、カー用品店のドラレココーナーには、連日多くのユーザーが足を運ぶといいます。
実際に、カー用品店にはどのような問い合わせが寄せられているのでしょうか。大手カー用品店「オートバックス」を運営する、株式会社オートバックスセブンの担当者は、次のようにコメントします。
ーー常磐道のあおり・暴行事件以降、ドラレコ需要に変化があると聞きました。実際はどのような変化なのですか。
まず、ドラレコ自体の需要は、2017年6月に東名高速で発生したあおり運転の事件以降、前後にふたつカメラを設置するタイプの需要が高まり、継続的に販売が続いています。
しかし今回の常磐道での事件後では、実際に車内で暴行を受けたシーンの録画方法についての問い合わせが急増しています。「あのシーンはどうやって録画したのか」「車内も撮れるドラレコはあるのか」といった内容が中心です。
ーー実際に、室内も撮れるタイプのドラレコはあるのですか。
あの映像を見る限りですが、ドラレコというよりも、営業車の室内を監視する類のカメラではないでしょうか。タクシーやバスなどに設置されている、車内の防犯カメラと同類だと思います。
ーー店頭では、実際にそれをおすすめしているのですか。
弊社(スーパーオートバックスTOKYOBAY東雲店)では、別のタイプをお勧めしています。車内用ですと用途がかなり限定的になり、それをお客様に説明すると、二の足を踏んでしまう方も多いです。
そういった理由から、弊社としては、室内「も」撮れるタイプをお勧めしています。どういった商品かというと、360度撮影できるタイプのものです。
このタイプであれば、かなりの広範囲を一度に録画できるので、使用用途は限定されず実用的です。しかも前方部分のカメラの精度も高く、他車のナンバープレートもきれいに読み取ることができるので安心です。
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