ランボルギーニから限定車「アヴェンタドールSVJ 63ロードスター」と「ウラカンEVO GTセレブレーション」が登場
ランボルギーニは、V型12気筒エンジンを搭載したスーパーカーの限定車「アヴェンタドールSVJ 63ロードスター」と、V型10気筒エンジンを搭載した「ウラカンEVO GTセレブレーション」を公開しました。
アヴェンタドール/ウラカンの限定車が公開
ランボルギーニは、米国で開催されたモントレー・カー・ウィークで、V型12気筒エンジンを搭載したスーパースポーツカーのリミテッドエディション「アヴェンタドールSVJ 63ロードスター」を公開しました。
SVJ 63クーペに続く限定版として、今回のSVJロードスターも、ランボルギーニ設立の1963年を記念して63台のナンバー付きの限定生産になります。
SVJ 63ロードスターとあわせて、耐久レース優勝を称える「ウラカンEVO GTセレブレーション」も公開。2018年と2019年のデイトナ24時間とセブリング12時間のダブル優勝を記念し、「フロリダ36時間」としても知られるこの有名な耐久レースの合計時間にちなんで、36台のみ限定生産されます。
■アヴェンタドールSVJ 63ロードスター
アヴェンタドールSVJ 63ロードスターでは、ランボルギーニのデザインチームであるチェントロ・スティーレと同社アドペルソナム部門が、新しい限定デザインを8種類誕生させました。
全世界で63名のオーナーだけが選べる8種類のオプションは、SVJ 63ロードスター限定のエクステリアとインテリアを揃えています。
エクステリアはロードスター専用に開発されたもので、ルーフ、エンジンカバー、エンジンエアベント、ウィンドスクリーンの周縁、ウィングミラーを含むアッパーパートについてはマットカーボンファイバーまたはシャイニーカーボンファイバーが選択可能です。
鍛造ホイールLeironは新登場のマットチタン仕上げ。ボディにはSVJ 63の文字が描かれ、63台の1台であることを示すシリアルナンバープレートも装着されます。
インテリアは、3色で配色されたアルカンターラに、コックピット各所にカーボンファイバーと、ランボルギーニが特許を取得している軽量素材「カーボンスキン」を使用。ステアリングホイールのバッジ、アルカンターラとカーボンスキンのリアウォールに印された「63」のロゴが、リミテッドエディションの1台であることを証明しています。
インテリアにはGrigio Octans(グレー)、Grigio Cronus(グレー)、Arancio Dryope(オレンジ)の3色のアルカンターラに、カーボンファイバーとカーボンスキンを使用。
カーボンファイバー製のスポーツシートにはクロスステッチ「Q-Citura」が白で施され、シート後方に見えるカーボンファイバーとレーザー加工されたアルカンターラの「63」のロゴが、このSVJロードスターが特別な1台であることを印象付けます。
アヴェンタドールSVJロードスターは、SVJクーペの並外れたパフォーマンス、ハンドリング、空力性能をそのまま引き継ぎ、超高速を意味する「Super Veloce」のSVと、高性能とサーキットでの実力を示す「Jota」のJを冠するSVJクーペは、ニュルブルクリンク北コース市販車最速を記録。
SVJロードスターの最高出力は770馬力で、最大トルクは720Nm、パワーウェイトレシオは2.05kg。0-100km/h加速は2.9秒、0-200km/h加速は8.8秒で、最高速度は350km/hを超え、100-0km/hの制動距離は31mです。
■ウラカンEVO GTセレブレーション
ウラカンEVO GTセレブレーションは、2季連続でデイトナ24時間とセブリング12時間で優勝を収めた「Huracan GT3 EVO」を称えるものです。Verde Egeria(グリーン)とArancio Aten(オレンジ)の組み合わせが特徴的なデザインは、ポール・ミラー・レーシングとともにランボルギーニに4つの勝利をもたらしたGRTグラッサー・レーシング・チームの車の色を彷彿とさせます。
チェントロ・スティーレの協力のもと、アドペルソナムでは3つのボディカラーが用意されています。インテリアも3色のなかから選べるため、合計で9つの組み合わせが可能です。
レーシングカーのナンバープレートにインスピレーションを受けた、ドアとフロントフードの数字「11」入りの六角形、カラーブレーキキャリパーと組み合わせることのできる20インチのセンターロック式ホイールが、レーシングカーの要素をさらに際立たせています。
リクエストがあれば、イタリアと米国の国旗に囲まれたランボルギーニ・スクアドラ・コルセのエンブレムをルーフに、月桂樹の冠をリアフェンダーに描くこともできます。また、サイドメンバーには「DAYTONA 24h」、「SEBRING 12h」のプレートが飾られ、ドライバー側のBピラーには、36台中の1台であることを示すカーボンファイバーのプレートが取り付けられます。
このほか、エクステリアの色と同色でステッチが施されたアルカンターラ、ウラカンEVO GTセレブレーションで初採用となる新型レース仕様シートの間から見える、エンブレム・国旗・月桂樹の冠が描かれた六角形のプレートなど、インテリアにはほかの特別なディテールも用意されています。
レースで使用される自然吸気V型10気筒エンジンと同じエンジンを搭載したこのクーペのリミテッドエディションは、北米市場の限定販売で、2020年初頭にデリバリー開始予定です。
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