初代登場から28年! 売れ行き好調な日産セレナの歴史とはどんなもの?

売れているミニバンの代名詞に?

 2010年に発売された4代目セレナ(C26型)は、先代のプラットフォームを採用しつつも、室内長は先代に比べて300mm拡大し、5ナンバークラスでは最大級となるフロントウインドシールドが採用されています。

 また、ボタンひとつで開閉可能な「ワンタッチオートスライドドア」や「フロント/リアワイドビュー」や「駐車ガイド機能」などを備えた「アラウンドビューモニター」がオプション設定されました。

 2012年には、「S-HYBRID」が「20S」を除く2WD全車に搭載され、サブバッテリーをエンジンルームに搭載することで、セレナ初となるハイブリッド化を実現。

 2015年におこなわれたマイナーチェンジでは、エマージェンシーブレーキとLDWを全車標準装備するなど、安全性能でも充実した内容となりました。

 2011年から2013年では、3代目と同様に年間販売台数が3年連続で1位を獲得しています。

 5代目セレナ(C27型)は、2016年に発売され、日産のデザインランゲージとしているフロントデザインの「Vモーショングリル」や、サイドデザインの「フローティングルーフ」、インテリアデザインの「グライディングウイング」を採用しています。

5代目の現行セレナ
5代目の現行セレナ

 5代目セレナに搭載された技術としては、量販車で世界初となる「ハンズフリーオートスライドドア」や、リアガラスの部分のみでも開け閉めできる「デュアルバックドア」、日産車では初となるキャップレス給油口を採用しました。

 また、運転操作支援システムである「プロパイロット」をメーカーオプションとして搭載。これはミニバンでは世界初となる設定です。

 また、2018年には電動パワートレイン「e-POWER」を搭載したモデルも発売されました。e-POWERの追加によってユーザーからも好評を得た結果、2018年の年間販売台数では9万9865台を記録し、3代目、4代目に続きミニバンジャンルにおいて1位になっています。

 2019年8月には、5代目セレナのマイナーチェンジが発表されました。デザインが一新され、フロントマスクは「ダブルVモーショングリル」にクロームをちりばめたグリルパターンを採用。

 リアコンビランプをハイウェイスター専用パーツとしてデザインし、e-POWERモデルではホイールが16インチのアルミホイールとなりました。そして先進安全技術として、「全方位運転支援システム」を全車標準装備とし安全性能を高めています。

 長年に渡り、ミニバン人気をけん引してきたセレナ。新たにマイナーチェンジしたことで、ライバル車にさらに差を付けたいところです。

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Writer: Peacock Blue K.K.

東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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