日産「GT-R」やトヨタ「ランクル」は日本の宝? 世界に誇る日本車 3選
30年経ってもいまなお愛されるライトオープンスポーツとは?
●マツダ「ロードスター」

1989年の登場から2019年で30周年を迎えるマツダ「ロードスター」。歴代モデルの販売台数は累計100万台を突破し、日本のみならず世界中で多くのファンを獲得しています。
初代ロードスター(NA型)は、日本では当時のマツダの販売チャネルのひとつであったユーノスブランドから販売され、「ユーノス・ロードスター」という名前で登場しました。
日本の伝統がデザインに採り入れられ、リトラクタブルヘッドライトを採用したフロントマスクは能面をモチーフにしています。
このロードスターの登場によって、当時下火になりつつあったライトウェイトスポーツカーの人気に火がついたといわれています。
その後、1998年には2代目ロードスター(NB型)にフルモデルチェンジされました。フロントマスクはリトラクタブルヘッドライトから固定ライトへと変更。また、パワートレインは先代と同じ1.8リッターに加え、初代のマイナーチェンジで廃止された1.6リッターモデルも復活しました。
2005年には、3代目ロードスター(NC型)になり、パワートレインを2リッター化。ボディサイズを大きくしたことで3ナンバー車になっています。
そして、2015年5月には現行モデルとなる4代目ロードスター(ND型)が登場。再びライトウェイトスポーツカーの原点に回帰し、ボディサイズを縮小。エンジンも歴代で最小となる1.5リッターになりました。
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今回、紹介したモデル以外にもスズキの本格4WD車「ジムニー」は、初代モデルが1970年に登場し、2018年には20年ぶりのフルモデルチェンジとして、現行モデルの4代目になりました。
ジムニーも、ランドクルーザー同様に高い悪路走破性や故障のしづらさなどの信頼性によって、世界中のファンから人気の1台です。
また、前述のモデルよりは歴史が浅いものの世界中にインパクトを与えたモデルが、世界初の量産ハイブリッド車、トヨタ「プリウス」です。
とくに、2代目モデルは、ハリウッドスター達が「エコ志向をアピール」としてこぞって乗ったことが影響して、世界中に「エコ=プリウス」のイメージを植え付けることに成功しました。これにより、日本のみならず世界中で売れるクルマとなりました。
Writer: くるまのニュース編集部
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