増加する車中泊トラブルどう対処? 利用方法や車中泊で気をつけたいポイントとは

車中泊の最中に気をつけたいポイントは?

 正しい利用方法でも、施設が整った宿泊環境ではないのが車中泊です。そのため、ユーザー自身がゼロから準備をしなければなりません。

 車中泊に慣れている人でも気をつけておきたいポイントとは、どのようなものがあるのでしょうか。

車中泊のイメージ
車中泊のイメージ

 キャンピングカーの普及活動やイベントをおこなう日本RV協会が推進する「RVパーク」では、全国の道の駅やオートキャンプ場などと連携して、車中泊が可能な施設を展開しています。

 ただし、利用方法について、明確な基準があることはほかの施設と変わらないため、「車中泊だから何をしても大丈夫」ということはありません。

 車中泊の注意点について、日本RV協会は次のように話します。

「第一に、車中泊をするときには『点検と整備』を怠らないようにすることが重要です。出発前には、タイヤの状態やボルト関係だけでなく、バッテリーの状態など十分な点検と整備をおこなってから出発しましょう。十分な点検と整備をおこなうことで、車両故障などの不具合がなく安全で楽しい車中泊ができます。

 そして、車中泊をする際には泊まる地域のハザードマップをきちんと確認しましょう。自然災害は、いつどこで起こるかわかりません。ハザードマップを事前に確認しておくことで、冷静な対処をすることができます。可能であればハザードマップを印刷し、非常時にすぐ見られるようにしておくと良いです」

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 また、車中泊をしている際の危険性には、「車内での火気使用」があります。料理をするときなど、車内でカセットコンロなどを使用する場合、火事の危険性だけではなく、締め切った車内では酸欠や一酸化炭素中毒になる恐れもあります。

 また、夏場の暑い時期に、車内にカセットガスを放置すると、車内温度上昇による爆発の危険も。カセットガスを車中泊で取り扱うときには、普段以上に注意して使用しましょう。

 そして、もうひとつ考えられる危険としてあるのが、「大雨による河川の氾濫」です。最近は夏場になると、短い時間に大量の雨が降る「ゲリラ豪雨」に遭遇する危険性があります。

 河川付近や中洲で車中泊をすると、突然の大雨により河川が増水し、氾濫の危険性が懸念されるため、そうした場所などでの車中泊はなるべく避けるようにしましょう。

 やむを得ず河川の近くで車中泊する場合は、周囲が明るいうちに避難経路を確認しておき、万が一の際に備えておくことが必要です。

 また、直接人の体に関わる危険としては、「エコノミークラス症候群」があります。エコノミークラス症候群とは、長時間同じ姿勢でいることにより足が圧迫されて、血流が悪くなることで血栓ができやすくなり、できた血栓が肺の血管に詰まることにより発症する病気です。

 長時間の運転や狭い車内での就寝で、発症する可能性が考えられます。エコノミークラス症候群を予防するには、定期的なマッサージを取り入れるほかに就寝の体勢など、長時間同じ姿勢でいないようにしましょう。

 また、食材については現地で調達できるものは、前もって準備するのではなく、出かけた先で購入し「地産地消」をするのも大切なポイントです。

 出かけた先で地産地消をおこなえば、その地域の経済に貢献できるだけではなく、クルマを軽量化することができるので、燃費が向上しエコに繋がります。

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 車中泊の利点は、自由な旅ができる点でしたが、無理なスケジュールは事故や怪我を起こす要因です。たった1人がモラルのない行動をするだけで、車中泊全体の印象が悪くなります。マナーとルールを遵守することで、楽しい車中泊をしましょう。

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