約4割の歩行者が信号無視? 「乱横断」など車だけでは対処できない交通トラブルの実情

歩行者にも問題がある?

 クルマを運転する側に問題があることが多いようですが、最近では横断歩道では無い場所を渡る「乱横断」や歩行者による信号無視なども問題になっています。

赤信号では渡ってはいけません

 歩行者に対して、「すでに赤信号の横断歩道を、ついつい渡ってしまうことはありますか?」という質問ついては、「安全であれば渡ることもある」(13%)、「子どもがいない時、安全であれば渡ることもある」(29%)と合わせて、42%の方が赤信号の横断歩道を渡ることがわかりました。

 これに対して、クルマを運転する側の83%は赤信号で横断歩道を渡る歩行者を「危ないのでやめてほしい」と回答しました。この問題について、寺下氏は次のようにコメントしています。

「自分の子どもがいなくても、ほかの子ども達が大人の行動を見ているケースもあります。そのなかには『自己都合の理由さえあれば(安全であれば)ルールを守らなくても良い』と感じる子どももいるかもしれません。軽い気持ちの交通ルール違反、社会全体で子どもの教育を考える必要があると感じます」

【了】

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Writer: くるまのニュース編集部

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