普段使いするからこそ安全重視!「衝突安全性能」ランキング軽自動車TOP5
ベーシックな軽自動車もランクイン
●4位 ダイハツ「ミラ イース X“SA III”」 新安全性能総合評価:165.7点

ダイハツのベーシックな軽自動車「ミラ イース」は2017年発売の現行型が新安全性能総合評価で165.7点を獲得し、4位になっています。
軽自動車ではトールワゴンタイプが人気ですが、ミラ イースは通常のハッチバックスタイルで全高も1500mmと高くなく、車両重量も670kgと軽量です。
ダイハツ車は別ブランドでも販売されることが多く、スバル「プレオ プラス」、トヨタ「ピクシス エポック」も同型車のため同じ評価となっています。
ミラ イースの点数は乗員保護性能が70.92点、歩行者保護性能が85.97点、PSBRが4.0点の評価となり、歩行者保護性能が高いことが特徴です。歩行者頭部保護性能は最高のレベル5で点数は3.30点で、Aピラーに当たった場合のダメージが大きくなっています。歩行者脚部保護性能もレベル5で3.97点となっています。
安全装置装備状況は、ABS、エアバッグ左右、横すべり防止装置、衝突被害軽減ブレーキはありますが、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグは装備していません。
シートベルト・リマインダーは助手席のみ。シートベルト・プリテンショナー、シートベルト・フォース(ロード)リミッターは前席のみの装備と、前席重視の傾向がみられます。
●5位 ダイハツ「ムーヴカスタム“X SA II”」 新安全性能総合評価:165.5点

衝突安全性能アセスメントの軽自動車で5位は、新安全性能総合評価が165.5点の2014年に発売されたダイハツ「ムーヴカスタム」です。
ダイハツのトールワゴンで全高は1630mmで、細部のデザインが異なるのみの「ムーブ」、スバル「ステラカスタム」、スバル「ステラ」も同じ評価となっています。
それぞれの得点は乗員保護性能が79.69点、歩行者保護性能が81.84点、PSBRが4.0点の評価となっています。歩行者頭部保護性能はレベル4で点数は3.09点。Aピラーに当たった場合のダメージが大きいほか、ボンネット上が若干悪くなっています。歩行者脚部保護性能もレベル4で4.00点となっています。
安全装置装備状況は、ABS、エアバッグ左右、横すべり防止装置、衝突被害軽減ブレーキはありますが、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグは装備されていません。
シートベルト・リマインダーは助手席のみで、シートベルト・プリテンショナー、シートベルト・フォース(ロード)リミッターは前席のみの装備です。
※ ※ ※
アセスメントは順位も重要ですが、細かな数値を見ると得手不得手の違いもよくわかります。
軽自動車の場合、後席の安全装備には差が出ることが多いため、安全重視でクルマを選ぶ場合、1人で乗るのか後席にも人を乗せるのかで選び方も変わってくるのではないでしょうか。
なお、試験が実施されていない新しい年式のモデルもありますので、安全装備が改善されているケースもあり、購入を検討する際は主要装備表を再確認することをおすすめします。
【了】
Writer: くるまのニュース編集部
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