名車ならぬ迷車!? 記憶に残る異色のホンダ車5選
「HR-V」知っていたらSUVマニア!
●「コンチェルト」
日本のバブル経済絶頂期を迎える1988年に登場したホンダ「コンチェルト」は、当時の人気車種だった4代目「シビック」とプラットフォームを共有し、イギリスのローバーと共同開発した5ドアハッチバック/4ドアセダンです。
車格的には「シビック」と「アコード」の中間くらいに位置し、デザインもローバーのモデルに寄せたイメージでした。
内装は木目調パネル 1.6リッタークラス初の電動パワーシート、フルオートエアコンやキーレスエントリーシステム、本革シートも用意されるなど、英国趣味の小さな高級車というコンセプトでした。
エンジンは電子制御燃料噴射装置を備えた、最高出力120馬力の1.6リッター直列4気筒SOHCエンジンを最高峰とし、キャブレター式の1.6リッターと、1.5リッター直列4気筒SOHCエンジンの3種類で、コンパクトカーとしては実用上問題ないレベルの動力性能を有していました。
それでも同クラスではスペック的に他車に劣ることから、1991年のマイナーチェンジ時には135馬力を発揮する1.6リッター直列4気筒DOHCエンジンを搭載する「EXCLUSIVE(エクスクルーシブ)」がラインナップされました。
しかし、この車格に豪華さを求める層は少なく、価格も200万円を超えるモデルもあり、高出力なDOHCエンジンを楽しみたいドライバーはシビックを選んだため、1992年に後継車となる「ドマーニ」が登場したことで販売を終了しました。
●HR-V
1998年にデビューしたホンダ「HR-V」は、前年の「東京モーターショー」に出展したクロスオーバーSUVのコンセプトカーを市販化したクルマです。
同社の「ロゴ」のプラットフォームをベースにしたボディに大径タイヤを装着し、使いやすさと、走り、安全、環境などの要素を盛り込んだHR-Vを、SUVではなく「ジェットフィール・ハイライダー」と呼んでいました。
搭載されていたエンジンは1.6リッター直列4気筒SOHCで、ホンダの可変バルブシステム「VTEC」によって125馬力を発揮するモデルと、通常のシリンダーヘッドで105馬力の2種類が存在し、両ユニットともに日常使用では不満のないエンジン特性を持っていました。
HR-VはクロスオーバーSUVとして斬新なコンセプトでしたが、デビュー時に3ドアのみだったことや特徴的なフロントマスクなども好みが分かれました。
1999年には5ドア車が追加され使い勝手は向上し、2001年にはVTECエンジンのFF車の追加などで販売増を狙いますが、2003年には3ドア車の販売終了、2005年には完全に生産終了となりました。2013年に登場した「ヴェゼル」が後継車種となっています。
※ ※ ※
今回紹介したモデルはどれもフルモデルチェンジすることなく1代限りで消えてしまいました。しかし、どれも個性的なクルマばかりです。
ホンダは一時期「ミニバンメーカー」と言われ、いまはN-BOXのヒットにより軽自動車販売比率が高くなっています。
企業としては正しい判断と理解していますが、かつてのホンダらしい他社にはないユニークなクルマが出てくることも期待したいところです。
【了】
友人の旦那さんが頸椎骨折にて11年になります。
両腕が曲がったままです手も動かない状態です。
7年くらい寝ていた時に毎日旦那さんを看病している
奥様と知り合いになりまして、今日まで4年が過ぎています。
私は両親を亡くしています。
何とか治せないのかなと思いますが、いままでの
ご家族の方が相談していればと思います。