【今日はなんの日?】「慰霊の日」に沖縄を巡るとき気をつけたい交通事情とは
1945年6月23日は「沖縄慰霊の日」です。もし沖縄を訪れるのであれば、現地ではクルマ移動が便利です。レンタカーの借り方や沖縄の交通事情などを紹介します。
1945年6月23日は沖縄慰霊の日
6月23日は、1945年のその日に沖縄戦の組織的戦闘が終結したことを受けて、沖縄県が定めた「慰霊の日」です。激しい戦いに子供を含む一般市民が命を落とした事実は、今も日本に重く影を落としています。
慰霊の日に合わせて沖縄を訪れる人も多く、ひめゆりの塔や南部戦趾などを回る人もいますが、ひとつひとつの場所が離れているため、公共交通機関を利用するよりも、レンタカーなどでクルマ移動する方が便利です。
今回は、沖縄でレンタカーを利用する場合に気をつけたい点について紹介しましょう。
もし、レンタカーを利用したことがなく借り方が分からない場合は、旅行会社に相談してみると良いでしょう。レンタカーの手配だけでも受け付けている会社があります。ツアーに申し込む場合は、レンタカーセットが付いているものを選ぶと手続きが楽です。
料金を比較してレンタカー会社を選びたい時は、レンタカー比較サイトを利用すれば最安値が分かります。レンタカー会社によっては正規会員のみが受けられるサービスなどもあるので、こちらも忘れずにチェックしておきたいポイントです。
多くのレンタカー会社がインターネット上での申し込みに対応していますが、分かりづらい場合は直接電話して申し込みましょう。その後、FAXやメールで契約内容の確認をおこなうことも忘れずに。
沖縄のレンタカー会社は、到着ロビーの外にある「レンタカー送迎車乗り場」に送迎バスを付けています。そこから各店舗まで移動して、店舗内で契約内容の確認と支払いをおこないます。
さて、いよいよ道へ出ますが、ここで気をつけたいのは「バスレーンを走ったら違反」になるということです。沖縄の道路は混みやすいのですが、だからといってバスレーンへ侵入して、公共の交通手段であるバスの走行を邪魔するのは交通法違反とみなされます。
もうひとつ気をつけておきたいのは、沖縄の事故率です。沖縄県で2019年1月から4月末日までに発生した事故件数は1166件(沖縄県警発表)で、レンタカー会社によっては、カウンターに「沖縄の事故発生率は高い!」と大きく貼り出されていることもあるほどです。
傾向としては、旅行者の事故率の高さがあげられます。走りやすそうな道でもなるべくスピードを出さずに、現地のドライバーのペースにあわせて、流れを掴みましょう。
また、日本の交通ルールに慣れていない外国人ドライバーが多いことも特徴で、外国人が運転していることを示すステッカーも作成されるほどです。心配なら保険込みのレンタカーを利用するのも良い選択だといえます。
自分のクルマで旅行したい場合には、車両輸送を頼むか、フェリーを利用して車両と一緒に船で向かう方法があります。ただし、東京からの輸送費は普通自動車で6万円ほどかかりますし、フェリー移動は片道50時間を要しますから、かなり時間の余裕がある時に検討したい方法です。
【了】
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