実車はいまでも走り好きに絶大な人気! 「頭文字D」登場の名車5選

中古車価格が高騰中のスカイラインGT-Rも登場

●日産「スカイラインGT-R」(中里毅)

世界的に人気沸騰中のR32型「スカイラインGT-R」

 少しやんちゃな走り屋チームである「妙義ナイトキッズ」のリーダー中里毅は、ドリフト走行ではなくタイム狙いのグリップ走行派です。

 日産「スカイラインGT-R」に乗ってからは敵がいなくなってしまい、赤城レッドサンズの啓介を破った拓海に挑戦しますが、最後はオーバーステアでガードレールにヒットし、敗れてしまいます。

 作中に描かれているのはR32型スカイラインGT-Rで、ニスモ製フロントバンパーを装着した「VスペックII」グレードのようで、ホイールはデザインからWORK製と判断できます。そのほか装着されているモディファイパーツについては細かい描写はないようです。

 R32型スカイラインGT-Rは映画やゲームの影響もあり、旧車として輸入できるようになったアメリカでの人気が高いため、ここ数年は中古車価格が高騰し続けています。

 すでに日本国内でもコレクターズアイテム化が進んでいるようです。

●ホンダ「シビック SiR-II」

昔もいまも走り屋の定番マシンといえば「シビック」

 中里毅と同じ「妙義ナイトキッズ」のメンバーでホンダ「シビック」を駆る庄司慎吾は、中里のスカイラインGT-Rよりもダウンヒルでは速いですが、バトル相手のクルマに接触させてミスを誘発させるなど、勝つためには手段を選ばないため、同じチームでありながら中里とは対立していました。そして中里が負けた「秋名のハチロク」に勝負を挑みます。

 庄司のシビックはEG6型「シビック SiR-II」で、作中で確認できるメジャーメーカーのモディファイパーツは無限製ホイールくらいですが、中里のスカイラインGT-Rと同様にマフラーなどは細かい描写がないために、そのほかは不明です。

 頭文字Dの連載が開始された1990年代半ばには、走り屋が集まる峠に行くと、必ず元気に走り回るEG6型シビックを見かけるくらい人気でした。

 いまとなっては旧車の仲間入りをしそうな年式(1991年から販売)ですが、販売台数が多かったことから、現在でも中古車の流通台数は多いほうです。

※ ※ ※

 作者がクルマ好きということもあり、実際に1990年代の走り屋たちが好んで乗っていたクルマが、当時のモディファイの雰囲気を持ったまま数多く登場しています。

 また、登場キャラクターも「このクルマには、こんなタイプの人が乗っていそう」と思える部分もあり、そんなところも楽しめる要因ではないでしょうか。

 2013年の連載終了後も高い人気が続いている頭文字Dですので、続編を待ち望んでいるファンも多いようです。

【了】

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