トヨタが高級乗用ハイエース 新型「グランビア」を発表! 富裕層向けミニバンを強化へ
2019年5月21日、台湾トヨタは新世代高級ミニバンとなる、新型「グランビア」を発表しました。これが日本版の新型ハイエースワゴンとして導入される可能性はあるのでしょうか?
これが日本版の新型ハイエースワゴンになるか?
2019年5月21日、台湾トヨタは新世代高級ミニバンとなる新型「グランビア」を発表しました。新型グランビアは、フィリピンで先に発表された新型ハイエースの姉妹車として登場していますが、これが日本版の新型ハイエースワゴンとして登場するのでしょうか。どのようなクルマなのか見ていきましょう。
トヨタ新型グランビアは、ダイナミックな外観、クラス最高のパワー、快適な居住スペース、そして先進の安全装備を備えており、単なる目的地へ移動する道具ではなく、自宅のようにくつろげる快適さを提案しています。
外観はフロントにクロームメッキの大型のグリルと下部エアインテーク、LEDバイビームヘッドライトを備えています。サイドにはフロントから続くプレスラインや、クロームのトリムが印象的です。
リアには水平基調のクロームメッキトリムとL字型のLEDテールライトが広がります。足元には17インチアルミを採用し、走行安定性を高めています。これらのデザインは、新型グランビアが新世代のクルマであることを表現したとトヨタはいいます。
エンジンには「1GD型」の2.8リッターディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力176.8馬力、最大トルク45.9キロを発揮。多人数乗車での市街地走行はもちろん、山道でも軽快な加速を実現しています。新開発の排ガス処理システムにより、尿素を追加する必要がなくなりました。これによって、維持費を節約することができます。
トランスミッションにはアイシン製のマニュアルモード付き6速オートマチックを採用。さらに、運転を支援するためアダプティブクルーズコントロールと車線維持システムを備えています。 最小回転半径は5.5メートルとなっているので、市街地や駐車スペースの取り扱いも容易です。
デラックス、およびトップグレードでは、1列目から3列目まで広々とした中央ウォークスルーで簡単に移動でき、座席を調整する必要はありません。トップグレードの両側スライドドアには電動タイプが採用されています。
高級レザーシートや独立シート、およびアームレストの採用と、フロントマクファーソンストラット、4リンク式のサスペンションにより、快適な乗り心地を実現しました。
安全装備はクラス最高のものが採用されました。合計9つのエアバッグ、VSC車両安定制御システム、TRCトラクションコントロールシステム、上り坂アシストシステム、ABSアンチロックブレーキシステム、トヨタセーフティセンス(トヨタプレミアムセンスを含む)、PCS早期警戒保護システム、DRCCレーダー誘導距離制御固定速度システム、LDAレーンオフセット警告システム、AHBインテリジェントハイビーム自動切換えシステム、後部座席サイドエアカーテン、RCTA後部警告システム、PVMパノラマ画像システム、BSM死角検出警告なども装備しており、すべての乗員に安心なドライブ体験を提供します。
6人乗りと9人乗りが用意された新型グランビアは、電動オットマンや4方向のヘッドレスト調整機能を備え、12のスピーカーで構成されるパイオニア製サラウンドシステムも用意。
以上の内容を見る限り、フィリピンで発表されたハイエースが商用車であるのに対し、新型グランビアは完全な高級ミニバンとしてデビューしていることが分かります。
現段階では日本導入の情報は入ってきていませんが、もしこの新型グランビアが日本の新型ハイエースワゴンとして登場しても、何らおかしくはないレベルの仕上がりです。 気になるボディサイズは全長5300mm、全幅1970mm、全高1990mmで、価格は2019年5月21日の為替レートで615万6480円から661万4080円となっています。※通貨換算にミスがありましたので修正しました。
【了】
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旧グランビア乗りとしてはうれしい。二回り大きいが、また乗りたい。
これで旅行したい
絶対快適
そもそも、でかいワゴンのオーナーって、下手くそが多い。
内輪差を気にしすぎて、無駄な大回りとか、狭い道でのすれ違いで、幅寄せできないとか、店の駐車場で、収まるサイズなのに、はみ出てるとか…
グランビアが先に復活するが、弟分のハイエースレジアスも来年に復活する。元レジアス乗りとしては嬉しい限りだが、もう少し価格設定し直して欲しいなぁ。480万~は高い。
かつての愛車だった最上級グレードG-EXパッケージは350万前後だったのに。