なぜ? ヴィッツ急上昇の謎… プリウス16ヶ月ぶりの首位 強いトヨタ4月の新車販売

2019年4月の販売台数ランキングにおいて、トヨタ「プリウス」が日産「ノート」を破り16ヶ月ぶりに首位を奪還。さらに、モデル末期と噂される「ヴィッツ」も3位にランクインするなど販売面において好調のようです。なぜ、売れているのでしょうか。

2018年王者・日産「ノート」の落ち込んだ理由とは

 2018年の乗用車で一番売れた日産「ノート」。2019年の1月から3月までも首位を維持していました。前述のトヨタ勢が法人向け販売で好調だったとしても、いきなり4位まで落ち込んだのにはどんな理由があるのでしょうか。

2018年で最も売れた普通車「ノート」

 日産「ノート」が好調だった理由は、電動パワートレインの「e-POWER」にあります。100%モーター駆動で、力強くスムーズな走行性能と優れた静粛性を特徴とした日産のハイブリッドシステムです。

 さらにアクセルペダルの踏み加減を調整するだけで発進、加速、減速、停止までをコントロールできる「e-Pedal」も高い評価を受けています。「e-Pedal」という名称をテレビやラジオなどで広告することにより、『ノート=次世代のクルマ』というイメージ付けに成功しているのもポイント。

 実際に「e-Pedal」を体感したユーザーは、『従来のアクセルとブレーキの操作がわずらわしく思えるほど』と新感覚のペダル操作方法に驚きを隠せないといいます。

「ノート」の販売状況について、販売店のスタッフは次のように話します。

「ノートの販売台数が落ち込んだ理由はクルマ自体が理由ではありません。実際に、ユーザーのノートに対する評価は依然と高く、試乗を希望される人もおります。

 ただ、4月の販売台数に関しては、2月や3月の決算期のおけるセールなどで販売台数を稼いだ反動がきているのではないかと思います」
 
※ ※ ※

 トヨタ、日産ともに4月は法人顧客代替や3月の決算などによる反動が販売台数に影響しているようです。

 ほかの自動車メーカーも同様の現象が予想されますが、国内市場で売れているクルマはその影響も計り知れないといえます。

【了】

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Writer: くるまのニュース編集部

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