燃費1位「プリウス」に次ぐ意外なクルマとは? 国産セダン燃費ランキングTOP5
発売から40年以上のロングセラー車も
●4位 トヨタ「カムリ」 JC08モード燃費 33.4km/L

1980年に初代が登場したトヨタ「カムリ」は、現在は北米市場がメインマーケットとなっている車種です。優れた直進安定性と快適な居住性を持ち、ロングクルージングにも適していることから北米では人気車種となっています。
国内に投入されるカムリはハイブリッド仕様のみとなっており、2.5リッター直列4気筒で最高出力178馬力を発揮する「A25A-FXS型」エンジンに「3NM型」モーターを組み合わせ、JC08モード燃費で33.4km/Lの燃費性能を誇ります。
ボディはやや大柄で、車両重量も1540kg(Xグレード)と決して軽くはありませんが、アイドリングストップ装置や可変バルブタイミング直噴エンジン、そしてハイブリッドシステムが組み合わされることでこの燃費性能を実現しています。
車両本体価格はベーシックな「X」が329万8320円で、トップグレードの「WS“レザーパッケージ”」は434万1600円です。
●5位 ホンダ「アコード」 JC08モード燃費 31.6km/L

ホンダ「アコード」は1976年に初代が発売されました。ホンダを代表するコンパクトカー「シビック」と同様に「CVCC」エンジンを搭載し、高い環境性能を実現したことで、北米で人気車種となります。
2017年に発売された現行型の10代目アコードは、初代に比べはるかに上級化してアッパーミドルクラスセダンへと成長しました。
国内ではカムリと同様にハイブリッド仕様のみがラインナップされており、エンジンは2.0リッター直列4気筒で最高出力145馬力を発揮する「LFA型」エンジンに「H4M型」モーターが組み合わされています。
ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」は、走行のほとんどをモーターで行い、エンジンの出力は発電と高速巡航でのみ利用する方式です。このハイブリッドシステムを活用することで、JC08モード燃費で31.6km/L(HYBRID LXグレード)の燃費性能を実現しています。
車両本体価格は「HYBRID LX」が385万円で、上級グレードの「HYBRID EX」は410万円となっています。
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かつてファミリーカーとして人気を博したセダンですが、近年はミニバンやSUVの人気に押されて各メーカーも車種数を絞る傾向にあります。しかし、いまだに一定の需要があることから、セダンの燃費性能が向上することは望ましいといえるのではないでしょうか。
紹介した各車種のJC08モード燃費は、実際の環境や使用状態によって実際の燃費と変わりますが、車種選びの参考にしてみてください。
【了】
Writer: くるまのニュース編集部
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