キャデラックがラグジュアリーセダン「新型CT5」発表 世界初の半自動運転システム搭載
高速道路でのハンズフリー走行を可能とする半自動運転システム「スーパークルーズ」が搭載されたキャデラックの新型ラグジュアリーセダン「CT5」が公開されました。
高速道路でのハンズフリー走行が可能に
キャデラックのラグジュアリーコンパクトセダン「CT5」の新型モデルが、2019年4月17日から開催されたニューヨークオートショーで公開されました。

新型CT5は、キャデラックの伝統に加えて最新のテクノロジーも盛り込まれ、アメリカンラグジュアリーの概念を刷新するモデルです。
外観は、2016年に発表された「エスカーラ コンセプト」をベースとし、ファストバックのセダンスタイルとしました。新型CT5のデザインが、今後のキャデラックのセダンの新しい方向性を示しているといいます。
内装は、質感や細部にこだわってエレガントなデザインとしました。インパネからセンターディスプレイまでがドライバーを中心に考えられており、10インチの大型タッチスクリーンが搭載されています。
エンジンは、2リッターツインスクロールターボと、3リッターV6ツインターボをラインナップし、トランスミッションは10速ATと組み合わせました。駆動方式は後輪駆動と全輪駆動が用意されているとのことです。
さらに、世界初となる高速道路でハンズフリー走行が可能となる「スーパークルーズ」が搭載されました。LiDAR地図データや高精度GPS、最先端の運転者注意システムを活用し、北米とカナダで13万マイル以上のアクセス制限がある高速道路を手離しで走行できるというものです。
キャデラックの社長スティーブ・カーライル氏は、次のようにコメントしました。
「キャデラックは刺激的なラグジュアリーセダンを創ることに力を注いでいます。『CT5』に採用した10速トランスミッションから、キャデラック独自の技術であるスーパークルーズといった最新の装備は、お客様にすばらしい体験をお届けすることに重点を置いて開発されました。
スーパークルーズの搭載車種を『CT5』にまで拡大したのも、最も革新的な技術をお届けする、という自らに課したお客様との約束をより確実なものにすることに他なりません」
なお、スーパークルーズ機能は、2020年から特定のモデルを対象に採用される予定とのことです。日本でのCT5の導入時期については現在のところ未定となっています。
【了】
Writer: くるまのニュース編集部
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