ある意味究極のSUV! 軍用車から派生したクルマ5選

本格4WD車のルーツをたどってみると、ジープを代表として軍用車をベースにしたモデルが多いことに気づきます。そこで、軍用車から派生し、メカニズムにも共通点の多い市販車5台を紹介します。

SUV人気で注目! 軍用車から派生したクルマたち

 世界的なSUV人気を受けて、国内では日常でも使い勝手の良い乗用車ベースの「クロスオーバーSUV」の販売が好調となっています。

軍用車でありながらスタイリッシュなデザインだった「チーター」

 一方で、本格的な4WD車を愛好するユーザーも多く、スズキ「ジムニー」やトヨタ「ランドクルーザー」などが高い評価を集めています。

 4WD車のなかでも過酷な環境や特殊条件下で乗員を目的地に届けたり、特殊な任務を遂行するクルマの代表として挙げられるのが「軍用車」です。

 軍事目的に使用される車両を指しますが、民間向けに販売している車両に専用装備を搭載したものや、完全な軍事行動専用に開発された車両まで、その種類はさまざまです。

 そこで、軍用車から派生し、民生用として入手できるクルマ5車種をピックアップして紹介します。

●メルセデス・ベンツ「Gクラス」

高級車に進化しても質実剛健さは変わらない「Gクラス」

 メルセデス・ベンツは、1903年に4輪駆動(全輪駆動)システムをが世界で初めて開発し、1907年に4WD乗用車の開発に成功した歴史があります。

 現在では本格的4WDでありながら高級車の「Gクラス」も、もともとは軍用車として開発されていました。

 Gクラスの「G」は、ドイツ語でオフロードカーを意味する「ゲレンデヴァーゲン」の頭文字です。

 1979年に登場した「メルセデス・ゲレンデヴァーゲン」はNATOの公式採用を認定した段階で付与される「制式名称」を持つ軍用車両でした。

 1981年にドイツで販売が開始され、モデルチェンジやマイナーチェンジのたびに高級化が進みましたが、現行モデルでも、その基本コンポーネントは発売当初から大きく変わっていません。

●AMゼネラル「ハマーH1」

シュワちゃんのリクエストで誕生したといわれる「ハマーH1」

 誰が見ても軍用車とひと目でわかるルックスの「HUMMER(ハマー) H1」は、中東の砂漠地帯での運用も想定し開発されたアメリカの軍用車「ハンヴィー」の基本構成部品を共有したクルマで、1992年から一般向けにも販売されました。

 サイズは全長4686mm、全幅2197mmと、日本国内では走ることが難しい道も多いほどの大柄です。

 ボディバリエーションは豊富で、ワゴン、ピックアップトラック、さらにハッチバック式のリアゲートを持つ「スラントバック」タイプも存在し、ミニタリーマニアに愛好されました。

 初期型のエンジンは低回転から強力なトルクを発生する6.2リッターV型8気筒ディーゼルを搭載。マイナーチェンジで6.5リッターへ排気量を拡大し、V型8気筒5.7リッターガソリンエンジンも追加され、パワフルな走りが可能なクルマとなっていました。

 しかし、原油価格高騰による販売不振と、排出ガス規制対応が難しかったため、2006年に販売を終了しています。

●フォルクスワーゲン「タイプ181」

無骨ながらもかわいい印象もある「タイプ181」

 フォルクスワーゲン「タイプ181」は、1969年に登場した「Kurierwagen(クーリエワーゲン)」と呼ばれる同社が製造した小型軍用車輌の民生モデルです。

 第二次世界大戦中にドイツ軍が使用していた有名な軍用車「キューベルワーゲン」の実質の後継車でもあります。

 フォルクスワーゲン「タイプ1(ビートル)」をベースとしたシャシに、4ドアオープンのボディを架装。水平対向4気筒空冷エンジンとトランスミッションもタイプ1から流用してリアに搭載しています。

 ヨーロッパとメキシコ、続いてアメリカでも一般向け市販がされ、内装も極めてシンプルでレジャー用以外には用途はありませんでしたが、とくにアメリカでは若者に人気のクルマとなりました。

 1975年にシンプルゆえ安全基準に対応できず、アメリカでの販売を終了。1980年にはヨーロッパやメキシコでもタイプ181の販売が終了となりました。

 日本にも並行輸入で入ってきており、現在も中古車が流通しています。

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コメント

2件のコメント

  1. 道無き道をガンガン行ったら傷だらけになるだろうが。馬鹿か。10万以下の中古ジムニー上等だよ躊躇いもなく行ける‼️

  2. こらこら、ディフェンダーを忘れちゃいかんでしょ!