スバルのフラッグシップSUV「新型アウトバック」世界初公開 2.4Lターボエンジン新搭載

スバルのフラッグシップSUV「アウトバック」がフルモデルチェンジして、ニューヨークオートショーで世界初公開されました。

エンジンラインナップに2.4リッターターボを新設定

 スバル新型「アウトバック(北米仕様)」が、2019年4月17日から開催されている2019ニューヨーク国際オートショーで世界初公開されました。

スバル新型「アウトバック(北米仕様)」

 1995年に初代モデルが登場したアウトバックは、乗用車とSUVの長所を融合させたクロスオーバーSUVとして、どこまでも走り続けられるような安心感や快適性、荷物の積載性、質感の高い内装といった、クルマとしての本質的価値を磨いてきました。

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 今回のフルモデルチェンジで6代目となる新型アウトバックは、「知的好奇心を刺激し、新たな発見を促すクロスオーバー」というコンセプトのもと、歴代モデルが培ってきた価値に最新の技術を組み合わせることでさらに進化しました。

 新型アウトバックには、低回転域から力強いトルクを発生する2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボエンジンと、直噴化で効率を高めた2.5リッター水平対向4気筒エンジンの2種類のエンジンがラインナップされました。

 さらに、車体剛性を最適化するプラットフォーム「SUBARU GLOBAL PLATFORM」を採用し、動的質感や操縦安定性、静粛性が向上。フラッグシップSUVにふさわしい走りが楽しめるといいます。

 また、運転支援システム「アイサイト」に車線中央維持制御・先行車追従操舵制御が追加されるとともに、ドライバーの居眠りやわき見運転検知や、シートポジションなどを登録したドライバーごとに自動調整する「ドライバーモニタリングシステム(米国仕様システム名称:DriverFocus)」も搭載され、安心感を高めています。

 外観は、スバルのデザインフィロソフィー“DYNAMIC x SOLID”を基本とし、アウトバックのキャラクターに合わせて「Active&Tough」というコンセプトを取り入れました。スピード感のあるシルエットに厚みを強調したボディパネルや、従来モデルに比べて力強さを増したクラッディングを組み合わせることで、アクティブでタフなイメージとしています。

 内装は、フロントガラスを拡大し、インパネ中央からドアパネルまでを連続する長い線でみせることで、開放的な雰囲気としました。また、最上級グレード「ツーリング」には、ブラウンのナッパレザーシートが採用され、フラッグシップとして質感にこだわりました。

 従来モデルより全長を延長したことにより、後席とラゲッジスペースもひろがってゆったりとくつろげる室内空間を実現するとともに、荷物の積載性も向上しています。また、タブレット感覚で使える縦型の11.6インチ大型ディスプレイを備えたインフォテインメントシステムを採用し、先進装備も充実させました。

アクティブライフスタイルに最適な新グレード「Onyx Edition XT」

 さらに、アウトバックのキャラクターをさらに際立たせる新グレード「Onyx Edition XT」も設定されました。

 フロントグリルの加飾や18インチアルミホイール、レターマークとドアミラーをブラックでコーディネートして、タフなイメージをより強調しています。

 アクティビティの後に濡れたまま座れるように、シート表皮に本革のような質感の防水素材を用いました。

 また、「SNOW・DIRT」「D.SNOW・MUD」の2つのモードを切り替えられる新型「X-MODE」を搭載し、悪路走破性を高めています。

 新型アウトバック(米国仕様)は、米国生産拠点のスバル・オブ・インディアナ・オートモーティブで生産され、2019年秋から北米での販売が開始される予定です。

【了】

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2件のコメント

  1. でかくなって、くつろげるなんていつの時代の話をこの記者は書いているんだろう。
    それより、駐車場や路地裏でシックハックする場面を想像できないのだろうか。
    ジャーナリストがそんな太鼓持ちみたいなしごとをしているから、メーカは裸の王様。
    車離れは、ますますすすむ。

  2. カッコいい。でも日本の道路事情には全く合わないので、実質的には走破性の低い車といえるだろう。
    まさか道路ぎわの他人の敷地をグイグイ走るわけにもいかないし。

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